わいせつ等事件簿

愛媛県松山市のラーメン店「KANEOKARAMEN」で食事した19人が食中毒となったことを受け、同店のフランチャイズ(FC)本部の株式会社「OMO」は2日、謝罪文を発表した。  「発症されたお客様とそのご家族の方々には、多大な苦痛とご迷惑をお掛けいたしましたことを心より深くお詫び申し上げます。また当該店舗を日頃よりご利用いただいておりますお客様及び今後当該店舗をご利用予定のお客様、並びに多くの関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をお掛けしましたことを、重ねてお詫び申し上げます」などとした。  「OMO」の文書によると6月9~20日に「KANEOKARAMEN」で食事した19人から下痢、発熱の症状が発症しているという連絡があり、松山市保健所の店舗立ち入り検査が実施され、19人のうち12人からカンピロバクターが検出され、食中毒と断定された。  カンピロバクタ―は鶏が高確率で保有している菌で、同店などでは生に近い「鶏のレアチャーシュー」を提供。謝罪文では今後の対応として「加盟店およびスタッフに対する衛生教育」の見直しなどとともに「鶏のレアチャーシューの廃止」を挙げている。