わいせつ等事件簿


新居浜市でおととし起きたベトナム人らによる強盗致傷事件で犯行グループの1人と疑われる男が25日に送検され、本格的な取り調べが始まります。

強盗致傷の疑いで送検されたのは住所・職業不詳のベトナム人、ファン・チュオン・フン容疑者(25)です。

警察の調べによりますと、フン容疑者はおととし6月、新居浜市宮西町のコンビニエンスストアの駐車場でベトナム人の男性を刃物で切りつけた上、車に乗せ現金22万円などを奪った疑いがもたれています。

容疑の認否は明らかにされていません。

この事件はベトナム人ら4人のグループによる犯行とされ、警察などはフン容疑者への本格的な取り調べを始め、役割などを追及していきます。
おととし、松山市の交差点で男性を車でひいて大けがをさせたとして、殺人未遂の罪に問われている元医師の男に25日、懲役6年が求刑されました。

殺人未遂の罪に問われているのは松山市小坂の元医師で無職・大西克幸被告(70)です。

起訴状などによりますと、大西被告はおととし12月に松山市内の交差点で前の車から降りてきた30代の男性を車でひいて大けがをさせたものです。

裁判員裁判による公判で、検察側はドライブレコーダーの映像を上映、大西被告の無謀な運転がきっかけでトラブルとなり、被害者が車を降りて注意しようとしたところを車でひいたと指摘。

「命を奪う可能性の高い極めて危険な犯行」などとして懲役6年を求刑しました。

判決は27日に言い渡されます。
4月、松山市内の自宅で同居する母親の口をふさいで死亡させた疑いで介護福祉士の女が25日、逮捕されました。
傷害致死の疑いで逮捕されたのは松山市和泉北の介護福祉士・渡部志伸容疑者(49)です。
警察の調べによりますと渡部容疑者は4月4日夕方、自宅で同居している母親のタエ子さん(当時74)の口を布団越しに両手でふさぎ死亡させた疑いがもたれています。
警察は事件発生の当日、松山市内の病院から「心肺停止の状態で救急搬送された女性が死亡した」と通報を受けて渡部容疑者から事情を聴くなどしていました。
渡部容疑者はタエ子さんと2人暮らしで、容疑を認めているということです。
警察は渡部容疑者とタエ子さんの間に何らかのトラブルがあったとみて、犯行の経緯や動機を追及します。