わいせつ等事件簿

今年夏の高校野球愛媛大会でベスト4に進んだ川之江高校野球部の監督が、部員への体罰や暴言があったとして謹慎1カ月の処分を受けました。

処分を受けたのは川之江高校野球部の50歳の監督です。

学校によりますと、この監督は今年1月に教室で不適切な行動をした野球部員を指導する際、左肩から首元付近をつかんで強く押すなどしました。

また、7月上旬には守備練習中にミスをした複数の部員に対して「ばか」「あほ」などの暴言を浴びせたということです。

8月に複数の部員から報告があり、学校が状況を把握して高野連に報告。

8月5日から1カ月の謹慎処分となりました。

監督は指導から現在外れています。

学校は「監督は深く反省している。生徒の気持ちに寄り添える指導で信頼回復に努めたい」とコメントしています。
6日未明、今治市の大三島で鎌を持った男が住宅に押し入り現金を奪って逃走する事件がありました。

容疑者とみられるのは被害者の親戚の男、2人の間に何があったのでしょうか。

警察などによりますと、事件があったのは6日午前3時15分ごろで、今治市大三島町宗方の住宅に草刈り用の鎌を持った男が窓ガラスを割って押し入り、寝ていた男性を脅しました。

被害者の男性は当時の状況をこう語りました。

被害者の男性:
「懐中電灯をいきなり照らして。(Q.何と言った?)最初は『お前が金を貸してくれんけん。わしは死ぬしかない。殺してやろうか』とかね。鎌2本振り上げて」

冷静に語る被害者。

実は犯人の男は顔もよく知っている親戚の男だったというのです。

被害者の男性:
「『お前も一緒に殺してやろうか』とか言うから『とにかく落ち着きな』『そういうことやめなよ』って対応したんです」

男性はこう諭しましたが収まらず、家にあった現金3万円を渡し、犯人は逃走したということです。

その後、被害にあった男性は様子を見るため、すぐには警察に届けませんでしたが、8日午前1時すぎに再び…。

被害者の男性:
「ガタガタガタガタと音がしてそれで目が覚めた。また来たかと。大声で名前を呼んで『帰れ』と言ったけど、それでもまだ戸を開けようとしている」

今度は男性は窓から逃げ出し、近くの駐在所に駆け込んだということです。

警察は強盗事件として犯人の行方を追っていましたが…。

木元悠吾記者:
「容疑者とみられる男が、今、伯方警察署に連行されました」

警察は逃走していた男の身柄を今治市内で確保し、午後3時ごろ、伯方警察署に任意同行しました。

2度にわたって親戚の家に押し入ろうとした容疑者。

警察は慎重に取り調べをしていて、容疑が固まれば逮捕する方針です。
愛媛弁護士会の事務局職員が会の経費約1900万円を横領していたことが分かりました。
この職員は懲戒解雇処分されています。
愛媛弁護士会によりますと、事務局の職員が会の経費約1900万円を横領、今年3月に行った内部のチェックで不正が発覚したということです。
愛媛弁護士会は刑事告訴しましたが、職員が全額を弁済して不起訴処分となっています。
この職員は懲戒解雇処分されていて、愛媛弁護士会は「同様の事件が起きないように再発防止に努める」としています。