わいせつ等事件簿

一戸建て住宅などの建設に使われる地盤の調査データが、松山市内の会社で偽造されていた問題で、愛媛県内を中心に新たに43カ所の偽造が判明しました。

この問題は、松山市の地盤調査会社「ハイスピードコーポレーション」で、当時の男性社員が住宅などの建設予定地で地盤を調査した際、データを偽造していたことが8月に発覚。

これまでに愛媛・香川・高知で33件の偽造が発覚していましたが、その後の調査により新たに愛媛で41件、高知で2件が分かりました。

この男性社員は今年5月に退職、在職中に202件の調査を担当しています。

会社は新たに偽造が判明した調査では地盤の強度を測り直し、さらに他の案件で不正がなかったか確認を進めています