わいせつ等事件簿

西予市の紙加工品メーカー「宇和特紙」と四国中央市の関係会社が、民事再生法の適用を申請しました。

負債総額は2社あわせて約20億円と見られています。

帝国データバンク松山支店によりますと、民事再生法の適用を申請したのは西予市の紙加工品メーカー「宇和特紙」と、この会社の製品を販売する四国中央市の関係会社「クリンテック」です。

宇和特紙はウェットティッシュなど不織布を主要材料とした紙加工品を製造し、去年12月期の売り上げはコロナ禍による受注の急増で、ここ最近のピークの12億9400万円になっていました。

しかし、仕入れコストの上昇や設備投資に伴う借り入れのため収益が伸びず、今年7月には主要取引先の事業停止で多額の不良債権が発生。

さらに、不正経理も表面化し、クリンテックとともに自力での再建を断念したということです。

負債総額は2つの会社あわせて現時点で約20億円と見られています。

今年5月に行われた全国学力テストの結果がまとまりました。

愛媛県は小学校10位、中学校9位と全国上位の水準を維持しています。

「全国学力・学習状況調査」は、今年5月、2年ぶりに愛媛県内の小中学校391校で小学6年生と中学3年生を対象に国語と算数・数学で実施されました。

愛媛県の総合順位は小学校が前回の7位から10位に、中学校が6位から9位に下がったものの、平均正答率は小・中ともに全国平均を上回っていて、引き続き全国上位の水準の学力を維持しています。

愛媛県は、独自の学力調査や基礎学力の強化などに取り組んでいて、引き続き課題を洗い出し学力の向上に努めたいとしています。

また、今回の調査では平日に1時間以上テレビゲームをする児童や生徒が77%いて、2017年調査の57.9%と比べ大幅に増加しています。

愛媛県はコロナ禍で自宅時間が増えたのが原因とみて、生活指導に取り組む方針です。