わいせつ等事件簿

老朽化に伴い新築していた県立新居浜病院(新居浜市本郷3丁目)の新病棟が完成し、2日から診療を始めた。高度医療を担う3次救急医療機関の東予救命救急センターや地域周産期母子医療センターの機能を強化して併設。東予の中核病院として地域医療を支える。  新病棟はこれまで複数階にまたがっていた外来の受け付けと検査、診療を1階に集約した「ワンフロア外来」が特徴。救急搬送された患者を動かさずに検査、診察、治療ができる「ハイブリッド初療室」を県内で始めて導入したほか、新型コロナウイルスなどの感染症対策でウイルスの拡大を防ぐ設備やエリア分けが比較的柔軟にできるフロアを設けた。屋上ヘリポートやエネルギーセンターも併設し、災害拠点病院としての機能も充実させた。