わいせつ等事件簿

大正から昭和にかけて建設された今治市と内子町の豪商の住居などが国の登録有形文化財になることが決まりました。 国の登録有形文化財になるのは、今治市の「旧八木商店本店」と内子町の「旧二宮製材所事務所兼主屋」です。 旧八木商店本店はロシア貿易の蟹工船で財をなした実業家・八木亀三郎が大正時代に建設したもので、近代和風建築の好例とされる座敷や住居棟などで構成されます。 また、2階建ての店舗と対をなす表塀が、瀬戸内の主要航路として栄えた港町の景観にふさわしい風格を保っている点などが評価されました。 旧二宮製材所事務所兼主屋は、内子町東部の山間に位置する小田で林業や製材業の発展を支えた二宮家の仕事場兼住居です。 入母屋造桟瓦ぶきの2階は、四方に軒を持ち出し豪壮に見せていて、昭和前期の町家の特徴を持つ点などが評価されました。 愛媛県内で登録有形文化財となる建造物は156件となります。