わいせつ等事件簿

静岡県熱海市で発生した大規模な土石流は4人が死亡、29人が不明の大惨事になっています。

今治市や愛媛県は、この事態を受けて市内の盛り土造成地などの緊急の点検や調査に乗り出しています。

今治市の職員が点検しているのは大規模な盛り土の造成地です。

この点検は、静岡県熱海市では7月3日に土砂災害の警戒区域に指定されていた盛り土の造成地から大規模な土石流が発生したため、急きょ行われています。

緊急点検の対象は41カ所の盛り土の造成地で、このうち19カ所が土砂災害の警戒区域です。

担当の職員は雨などを流す排水用の溝の詰まりや斜面のコンクリートの構造物にひびや膨らみの異常などがないかチェックしています。

今治市は風化した花こう岩のため滑りやすい地盤で、3年前の西日本豪雨では島しょ部の2人が土石流の犠牲になっています。

今治市は7月中旬まで緊急点検を続けて、盛り土の造成地や土砂災害警戒地域を洗い直します。

また、愛媛県全体の土石流の警戒区域は7153カ所。

愛媛県はこのうち宅地開発や建物の建設で発生する残土の置き場のため盛り土の工事を申請している現場の調査を始めています。
新居浜市内では7日夜、高齢男性が運転していた軽乗用車が普通車に追突し、この男性の妻が死亡しました。

「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」としています。

2台の車のボディーが大きくゆがみ、事故の衝撃の強さを表しています。

7日午後7時25分ごろ、新居浜市東田の国道11号線バイパスの交差点で、赤信号のため止まっていた普通車に軽乗用車が追突しました。

この事故で軽乗用車の助手席に乗っていた新居浜市垣生の小田原修子さん(81)が腹などを強く打ち死亡しました。

軽乗用車は78歳の夫が運転していて、警察には「信号で止まろうとしたが、ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しているということです。

愛媛県内では7日までの5日間で交通死亡事故が2件発生、3人が死亡しています。
松山市の福祉施設で女性職員に包丁を突きつけ脅迫するなどした罪で、松山地裁は8日、入所していた男に懲役1年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは松山市西石井に住む団体職員・石川裕進(30)被告です。

判決によりますと、石川被告は今年4月、自身の入所する福祉施設で女性職員に背後から首に腕を巻きつけ、顔付近に包丁を突きつけ脅すなどしました。

松山地裁の高杉昌希裁判官は「女性の裸を見たい、触りたいという動機で、被害者を脅したのは身勝手な犯行」などとして被告に、懲役1年・執行猶予3年を言い渡しました。
島根・鳥取に大雨をもたらした雨雲が南下し、今治市と上島町では正午現在、大雨警報が出されています。

大三島の一部では警戒レベル4の避難指示が出されるなど、土砂災害や低い土地の浸水に警戒が必要です。

愛媛県内は島根と鳥取に大雨をもたらした雨雲が南下し、明け方から発達した状態で東予の島しょ部にかかり続けています。

この影響で今治市大三島では7日午後1時の降り始めからの雨が、午前11時時点で68.0ミリに。

また、1時間に20ミリの強い雨を観測し、正午現在、今治市と上島町に大雨警報が出されています。

正午現在、大三島北部の上浦町盛では255世帯513人に対し、ただちに全員避難の警戒レベル4・避難指示が出されています。
7日午前、愛媛県東温市内の国道で軽乗用車と 大型トラックが衝突する事故があり、 軽乗用車の乗っていた高齢の夫婦が死亡しました。 事故があったのは、愛媛県東温市河之内の国道11号で、 きょう午前8時半ごろ軽乗用車と大型トラックが正面衝突しました。 この事故で軽乗用車の助手席に乗っていた 四国中央市寒川町の橋本敏子さん75歳が、 胸などを強く打ち病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。 また軽乗用車を運転していた夫の達男さん78歳も その後、死亡が確認されました。 現場付近は桜三里とよばれる片側1車線のカーブが多い道路で、 警察によりますと、大型トラックの運転手は 「軽乗用車がはみ出してきた」と話しているということです。 警察は詳しい事故の原因を調べています。