わいせつ等事件簿

先月、四国中央市内の団地の駐車場で車、数十台が傷つけられた事件。
2日午前、この団地に接する駐車場で警察の捜査車両に傷をつけたとして四国中央市職員の男が現行犯逮捕されました。

逮捕されたのは、四国中央市職員の藤井英治容疑者(59)です。
警察によりますと藤井容疑者は、2日午前9時50分頃、四国中央市金田町金川の市営南部第一団地に接する駐車場で、警察の捜査車両に傷をつけたものです。

この団地の駐車場では、先月、車数十台が傷つけられる事件が起きていて、捜査員が車内で警戒中、藤井容疑者が車に傷をつけていたためその場で逮捕しました。

調べに対し藤井容疑者は容疑を認めていますが、逮捕当時実在する別人の名前を騙り『無職』だと話していたということです。

警察は、先月の事件との関連を調べ余罪があるとみて、捜査しています。
愛媛県警はスピード違反に目を光らせる「速度守らせ隊」を発足させ、取り締まり強化に乗り出しました。

松山市堀江町のトンネル入り口に設置された速度違反取り締まり装置、固定式ではなくどこにでも設置できる可搬式の装置です。

取り締まりにあたるのは県警の取り締まり専門部隊「速度守らせ隊」。

現場で走行する車のスピードを計測し、スピード違反を検知すると写真を撮影し、後日、違反者に通告します。

県警交通指導課・官芝和憲 取締調査官:
「(コロナ影響で)交通量が少ないために、車の実勢速度が高くなると県警としては懸念している。速度違反取り締まりを重点に街頭活動を強化したい」

今年は外出自粛で交通量が減少し、車の速度が出やすくなることが懸念されていて、「速度守らせ隊」は県内の幹線道路や通学路を中心に取り締まりにあたります。
30日午前、松山市内で停電があり、交差点の信号が消えるなど現場付近は一時混乱しました。

四国電力によりますと、30日午前11時前、松山市山越で住宅など400戸が停電しました。

停電は約40分間続き、付近では信号がつかなくなったため、警察官が交差点で交通整理にあたったほか、スーパーもレジなどが動かなくなり、店員が客の対応に追われました。

この停電、原因は電柱に作られたカラスの巣でした。

カラスは金属製のハンガーなどを使って巣を作るため、毎年春のこの時季に巣が電線に触れて停電を引き起こすことがあり、四国電力は「電柱の上にカラスの巣を見かけたら知らせてほしい」と呼びかけています。
3つの事業区間が約3年以内に開通
 国土交通省 松山河川国道事務所は2021年4月27日(火)、管内で進められている3か所のバイパス道路の開通見通しを発表しました。
 発表されたのは国土交通省の「防災・減災、国土強靱化に向けた道路の5か年対策プログラム」に位置付けられ、当事務所で整備中の3事業です。
 国道56号の松山外環状道路空港線は、愛媛県松山市の余戸南IC~東垣生IC(仮称)間の2.4kmが2024年春に開通予定。すでに井門IC~松山JCT~余戸南ICが開通済みで、残る松山空港IC(仮称)までが開通することで、松山自動車道から松山空港、松山港までのアクセスが向上します。
 同じく2024年春に開通予定なのが、愛媛県新居浜市の国道11号新居浜バイパスの西喜光地町~本郷一丁目間の1.1kmです。今回の開通により、市内の東西がバイパスで初めて結ばれます。慢性的な渋滞が発生する市内の国道11号をバイパスし、交通流を分散することで、渋滞緩和が図られます。
 3か所目は愛媛県西条市の国道11号小松バイパスの延長7.5kmのうち、国道196号に接続する0.4kmの区間で、2023年に開通が予定されています。市街地で渋滞が激しく、今治小松自動車道のいよ小松ICとも接続する国道11号の西条市内をバイパスする計画で、事業が進められています。