わいせつ等事件簿

コロナ禍で苦境の飲食店を支援する「Go To Eatキャンペーン」。愛媛のプレミアム付き飲食券の販売が8日から再開、利用期間も6月まで延長されます。

新型コロナウイルスの急拡大を受けて一時停止していた愛媛のプレミアム付飲食券の販売が8日再開しました。

県は、テイクアウトや「4人以下の少人数」で「身近な人」と「短時間で」など感染対策を徹底した上で安全に食事を楽しんでほしいとしています。

また、期限も3カ月延長され6月30日まで利用できます。

「3月31日まで」と印刷されていても6月30日まで利用できるため、キャンぺーン事務局では購入済みの飲食券を破棄しないよう呼びかけています。
愛媛県は東温市で障がい児の支援などを行うグループ法人が、法令に違反し介護報酬4800万円を受給していたとし、事業所に対して最大6か月の新規利用者の受け入れ停止処分を行いました。

県から行政処分を受けたのは、東温市で障がい児の放課後等デイサービス事業所や障がい者の就労支援事業所などを運営するグループ法人「愛キッズ」と「ANNEI」の5つの事業所です。

事業所では一部の職員が送迎のため不在になることがあったものの、不在になった場合の介護報酬を減額する手続きを行っておらず、2年間で介護報酬約4800万円あまりを不正に受給していました。

運営するグループ法人は「県の指導を受けながら業務改善につとめるとともに返還したい」とコメントしています。

県中予地方局は8日付でこの5つの事業所に対して3カ月から6カ月の新規利用者の受け入れ停止処分を行っています。
愛媛県は新型コロナの経済支援策として、愛媛県民限定の県内宿泊割引の予約受け付けを8日から再開しました。松山市の旅行代理店ではさっそく予約が相次ぎ観光需要の促進に期待が高まります。

このキャンペーンは、県民が県内で1泊6000円以上の宿泊をする場合、1人あたり5000円を割り引きするものです。

愛媛県は新型コロナの感染拡大を受け割り引き枠の追加をストップしていましたが、8日に1万泊分の支援枠を追加。3月31日までの宿泊が対象となります。

松山市の旅行代理店ではさっそく予約が相次いでいて、9日の午前中までに441泊分が予約されたということです。
新型コロナウイルスに対応する医療従事者を労おうと、愛媛県松山市のホテルからA4ランクの和牛をふんだんに使った弁当が病院に贈られました。松山市の「道後プリンスホテル」では、先月・今月の宿泊客用におよそ14キロの「宮崎産黒毛和牛」を用意していましたが、予約の激減に伴い、先月中旬からほぼ全ての期間休業を強いられました。肉は冷凍保存されていましたが、これ以上経過すると、品質の低下が懸念されるため、すべてを医療従事者のために使う事にしました。河内広志社長は、その理由について、「コロナが収束すれば、賑わいのある道後温泉を取り戻せると思いますので、医療従事者の方々と共にしっかり頑張っていきたいなと思います」と話しました。9日は朝からホテルの厨房でスタッフが調理を行い、焼いた肉を8枚、ご飯に盛り付けた豪華な「ステーキ弁当」50食分を用意しました。そして、車に積み込まれた弁当は、地域の中核病院で、感染症の指定医療機関でもある県立中央病院に運ばれ、新型コロナの対応にあたる医師らに手渡されました。弁当を手にした医師は、「どうしてもコンビニのお弁当とか、簡単な食事で済ますことが多かったので、久しぶりに立派なご飯が食べられるので、非常に嬉しく思います」と頬を緩ませていました。