わいせつ等事件簿

西日本豪雨では、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」サイクリングロードも一時、局所的に法面崩壊の被害を受けたが、すでに回復。沿道地域の断水も、ごく一部の地域を除いて解消した。しかし、サイクリング客の数は元に戻っておらず、風評被害も懸念される。市は「サイクリング客が地元の負担になることはありません」と積極的な利用を呼びかけている。
 しまなみ海道のサイクリングは近年、国内外で人気が急上昇し、昨年、尾道市を訪れたサイクリング客は前年比10.6%増の20万4304人と5年連続で過去最多を更新していた。
西条市楠の「世田薬師」栴檀(せんだん)寺で「土用の丑(うし)」の日の20日、300年以上続く「きうり封じ」の祈とうがあり、大勢の信者らが病気治癒や交通安全などを祈った。
 大壇には健康祈願などと書かれた札が貼られたキュウリが積み上げられた。田中誠時住職(69)と行者が太鼓やかね、錫杖(しゃくじょう)を鳴らして般若心経を唱え、キュウリ一本一本に念をかけた。3回の祈とうで6000本ほど。3年続けると病気などと縁が切れる言い伝え。