わいせつ等事件簿

今後の感染拡大による医療崩壊を防ぐため、愛媛県は軽症の患者らを松山市内のホテル、「壱湯の守」で今月23日から受け入れると発表しました。

愛媛県は新型コロナウイルスの感染が拡大し、重症の患者に必要な治療が行えなくなる事態を防ぐため、軽症の患者や無症状の感染者について愛媛県松山市末町のホテル、「壱湯の守」別館で受け入れると発表しました。現在、入院中の10人余りが対象で、保健所に配備している感染症搬送車などで今月23日から移動を始めるということです。受け入れ期間中、施設は、医師1人、看護師2人、連絡調整などを担当する県の職員2人で運営し、看護師と職員は24時間常駐するほか、医師は午前中勤務し午後と夜間はオンコールで対応するということです。ホテルの運営会社「奥道後国際観光」の坪内洋輔社長は「宿泊業を営むものとして、社会的な責務、意義があることだと思ったので県からの要望を受けた。我々観光業だけではなくて、いろいろな産業が影響を受け続けるので、一日でも早く収束してほしい」と話しています。
文部科学省が全国の国公私立の小中高校と特別支援学校、高等専修学校などの児童・生徒と教職員に配るとしていたマスクが16日、愛媛県内の学校に郵送で届き始めた。マスクは布製で1日1回洗濯した場合、1カ月使用できるという。
緊急事態宣言の対象地域が愛媛県にも拡大されたことを受けて、松山市のシンボル道後温泉本館が18日から来月6日まで臨時休館することが決まった。

松山市によると臨時休館するのは道後温泉本館と道後温泉別館飛鳥乃湯泉や放生園の足湯などで、椿の湯は引き続き開館する
新型コロナウイルスの緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大された事を受けて中村知事が、記者会見した。中村知事は、県内で急速に感染が拡大している訳ではなく、あわてず冷静な対応をと県民に呼びかけた上で5月6日までの県としての緊急事態措置を明らかにした。
それによると不要不急の外出自粛と共にGW期間中の県外への移動や県内への帰省を自粛するよう求めている。また繁華街の接客を伴う飲食店への利用自粛を継続して求めている。

そして、県下全域の県立学校65校全てを5月6日まで臨時休業とすると共に県管理の施設についても5月6日まで原則閉館とする。県では市町に対し小中学校の臨時休業を5月6日まで延長するよう求めることにしている。

一方、事業者に対しての休業要請は現段階では行わないとしている。