市議が女性職員にセクハラ、33万円賠償命令 栃木
2017/10/25 18:04
栃木県小山市の角田良博市議(68)からセクハラ行為を受けたとして、市の女性職員が角田氏に慰謝料など220万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、宇都宮地裁は25日、セクハラ行為の一部を認め、角田氏に33万円を支払うよう命じた。
判決によると、角田氏は2015年6月、市議と市職員の懇親会で、隣の席に座った女性の背中を触り、耳元に口を近づけるなどした。
女性側は「目撃証言がある」とし、他にもセクハラ行為があったと主張。角田氏側は「女性が隣の席に座った事実はない」などと否定し、請求棄却を求めていた。
今井攻裁判長は判決で、目撃証言の信用性を認めた。一方で、他のセクハラ行為を認める証拠はないとした。
市議会はこのセクハラ問題を巡り、角田氏への議員辞職勧告決議を9度可決している。
判決によると、角田氏は2015年6月、市議と市職員の懇親会で、隣の席に座った女性の背中を触り、耳元に口を近づけるなどした。
女性側は「目撃証言がある」とし、他にもセクハラ行為があったと主張。角田氏側は「女性が隣の席に座った事実はない」などと否定し、請求棄却を求めていた。
今井攻裁判長は判決で、目撃証言の信用性を認めた。一方で、他のセクハラ行為を認める証拠はないとした。
市議会はこのセクハラ問題を巡り、角田氏への議員辞職勧告決議を9度可決している。