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わいせつ等事件簿 | 「記念のつもりでやった」 湯築城資料館などに傷を付けた男 検察が懲役2年求刑

「記念のつもりでやった」 湯築城資料館などに傷を付けた男 検察が懲役2年求刑

2021/11/19 10:16

松山市の湯築城資料館などに傷を付けた罪に問われている男の裁判が、18日に高知地裁で開かれ、検察は懲役2年を求刑しました。

起訴状によりますと、愛知県清須市の無職・加藤丈晴被告(48)は、今年1月、松山市の湯築城資料館の壁をはじめ岡山城などに傷を付けたとして文化財保護法違反などの罪に問われています。

18日の被告人質問で、聴覚障害のある加藤被告は「事件当時、酒を飲んでおり気が大きくなっていた。『記念』のつもりでやった」と手話通訳を介して述べました。

検察側は「被告の行為は悪質なもので、動機に酌むべき点はない」として懲役2年を求刑。

これに対して、弁護側は「被告に前科・前歴はなく、深く反省している」などとして執行猶予付きの判決を求めて、裁判は結審しました。

判決は12月14日に言い渡されます。

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