愛媛・酒気帯び運転の元松前町議 判決
2020/06/30 08:20
今年1月、酒を飲んで軽乗用車を運転した罪に問われている 松前町の元町議会議員に対し、松山地裁は29日、 懲役6か月執行猶予3年の判決を言い渡しました。 判決を受けたのは、松前町の元町議会議員、 早瀬隆土被告36歳です。 起訴状などによりますと早瀬被告は、 今年1月、松山市内の複数の飲食店で酒を飲んだ後、 帰宅するため軽乗用車を運転し、 交差点角の歩道上に車を乗りあげ停止させ 駆け付けた警察官が呼気検査を実施したところ 基準の3倍を超えるアルコールが、検出されたということです。 松山地裁で開かれた判決公判で高杉昌希裁判官は、 長時間にわたり相当量の酒を飲み必要性や緊急性がないのに、 運転したことは、強い社会的非難を免れられず 人身事故にもつながりかねないなどと指摘しました。 一方で早瀬被告が事実を認め真摯に反省していることや、 起訴後は自ら議員を辞めていることなどを踏まえ、 懲役6か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。