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わいせつ等事件簿 | 愛媛県、医療強化など285億円 6月追加補正案

愛媛県、医療強化など285億円 6月追加補正案

2020/06/27 07:53

愛媛県は26日、新型コロナウイルス対策の医療体制強化など、総額285億円となる2020年度6月補正予算案を追加発表した。全自動のPCR検査装置を県立病院などに9台追加配備し、県内の検査能力を倍増させる。希望する妊産婦にはPCR検査を実施するなど支援体制の充実を図る。29日の議会に提案する。
観光振興などを通じた地域経済立て直し策も盛り込んだ。県内施設の宿泊料金から1人1泊5000円を割り引くキャンペーンは、9万5000人泊分を追加する。
これまでに県内旅行会社を利用する県民向けに用意した1万3000人泊分は、25日時点で9割超の予約があった。好調なことから大幅に追加することにした。中村時広知事は「動き始めた流れをさらに後押ししたい」と述べた。
地域を限定した次世代通信規格「ローカル5G」を活用し、瀬戸内しまなみ海道を訪れた観光客が自身のサイクリング動画を作成できる仕組みを構築するための事業費も計上した。20年度末をメドに導入する。
このほか理美容業など中小事業者の、感染予防の取り組みを後押しする事業費も盛り込んだ。県による20年度の新型コロナ対策の予算総額は、今回を含めて789億円となる。

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