わいせつ等事件簿

今治市の倉庫で高齢男性が遺体で見つかってから2週間が経った。警察は殺人事件として捜査を続けているが、容疑者の逮捕には至っていない。 この事件は、先月27日の午後1時ごろ、今治市古谷の民家の倉庫で、この家に住む吉井松見さん(73)が遺体で見つかったもの。 捜査関係者によると、吉井さんの腹部や背中などに刃物のようなものによる刺し傷があったということで、死因は失血によるものだった。 現場の状況などから、警察は、殺人事件と断定、連日100人以上を動員し捜査にあたっているが、容疑者の逮捕には至っていない。 事件発覚から2週間、警察は10日も、遺体が見つかった倉庫などの現場検証を行っている他、周辺での聞き込み捜査を続けている。 捜査本部によると9日までに、亡くなった吉井さんに関するトラブルの情報は入っていないという。
南予では、局地的に雷を伴った激しい雨が降り、12日明け方にかけて大雨となるおそれがある。気象台は土砂災害への警戒を呼びかけている。 梅雨前線は、12日にかけて西日本付近に停滞する見込み。気圧の谷の影響で前線活動が活発になっており、11日夕方までは、南予を中心に1時間に30ミリの局地的に雷を伴った激しい雨が、降るおそれがある。 10日の降り始めから11日午後4時までの各地の降水量は、西予市宇和124.5ミリ、内子町獅子越峠110.5ミリ、鬼北町近永89.0ミリ、大洲80.5ミリなどとなっている。 12日明け方にかけて、引き続き南西から暖かく湿った空気が入るため、南予を中心に総降水量が多くなる見込み。12日午後6時までの24時間降水量は、いずれも多い所で、南予50ミリ、中予40ミリ、東予25ミリと予想されている。 これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、南予では土砂災害への警戒が必要。松山地方気象台は低い土地の浸水や河川の増水にも注意を呼びかけている。
今月19日の道後温泉本館の営業再開に向け、地元の旅館やホテルは各施設に感染対策の責任者を置くなど独自の取り組みを決めました。 愛媛を代表する観光スポット・道後温泉本館の営業再開が今月19日に迫り、休業していた周辺の旅館やホテルも今月に入り徐々に営業を再開しています。 このため道後温泉旅館協同組合は、観光客に安心して宿泊してもらえるよう感染対策に関するガイドラインを策定しました。 ガイドラインでは、カウンターにアクリル板を設置するほか、エレベーターは個人か家族単位での使用を求めます。また道後独自の取り組みとして各施設に感染対策の責任者を置き、受け入れ体制をレベルアップするなどとしています。 組合の新山富左衛門理事長は、「全国に道後温泉周辺の旅館・ホテルは安心して泊まれることをアピールしていきたい」としています。
伊予銀行(愛媛県松山市)は、スマートフォンで銀行口座の残高確認に加え、カードローンの借り入れができるアプリを新たに導入しました。 伊予銀行が導入したアプリ、「SAFETY」は、客が持つ複数の銀行口座とクレジットカードの情報を一括して管理し、将来の口座残高を予測したり、残高不足の場合、カードローンの借り入れを申し込んだりすることができます。また、オンライン上で本人確認を行うため、これまで郵送で1週間程度かかっていた申し込みが最短1日で完了するということです。このアプリは先月25日からサービスを開始しています。
知人の女性に「従わないと殺す」などと記したメッセージを送ったとして、愛媛県職員の男が脅迫の疑いで逮捕された事件で、被害者の女性は職場の同僚だったことが関係者への取材で分かりました。 この事件は、愛媛県中予地方局地域政策課の主事、野本栄介容疑者25歳が、今月4日、知人の20代の女性に対し、「従わないと殺す」という内容のメッセージを送ったとして、脅迫の疑いで逮捕されたものです。関係者によりますと、被害者の女性は、愛媛県庁の同僚だということで警察は、10日夜、野本容疑者が勤める県中予地方局を家宅捜索しました。警察によりますと、野本容疑者は勤務時間中、被害者の女性とパソコンか携帯電話のアプリを使って、女性の髪型をめぐるやりとりをしていたとみられ、調べに対し「脅したつもりはない」と容疑を否認しているということです。警察は犯行の動機や余罪についても調べる方針です。