わいせつ等事件簿

愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から受刑者が逃走した事件は15日、発生から1週間を迎える。指名手配された平尾龍磨容疑者(27)が潜伏しているとみられる広島県尾道市の向島(むかいしま)では、広島、愛媛両県警と中国管区機動隊が延べ5000人の捜査員を投入しているが、現在も行方は分かっていない。手入れが行き届いていない山間部の果樹園や空き家が多いという島特有の事情が捜索の障害となっている。
愛媛大学は、社会人を対象に地域の活性化に貢献できる人材「地域創生イノベーター」を育成しようと、今年度の受講生を募集しています。

愛媛大学が開講するのは、地域の活性化に貢献する人を育成する講座で、昨年度から始まりました。
受講生は愛媛大学の教員や外部の担当者から、四国や愛媛県の課題や解決する事例を学んだあと、受講生自身が関心のある分野について、実際に課題を解決する研究に取り組むということです。
応募できるのは、大学を卒業した人か22歳以上で一定の学力があると審査で認められた人で、募集人数は30人です。
授業は5月から来年の3月にかけて、月に2回ほどのペースで、西条市にある愛媛大学地域協働センター西条で実施されます。
受講が修了すると、愛媛大学から「地域創生イノベーター」の名称が与えられ、地域活性化への貢献が期待されるということです。
受講生の募集は4月23日までで、愛媛大学は、「地方創生に関わるために必要な知識や技術が得られるプログラムなので、積極的に応募してほしい」と話しています。

明日4月15日開催予定だったサイクルイベント「グラン・ツール・せとうち2018」の中止が発表された。

 同イベントは、サイクリングの聖地とも言われる「瀬戸内しまなみ海道」とその周辺をサイクリングで楽しむもの。春の陽気を感じながら、贅沢なコースを颯爽と走ることを楽しみに思っていた参加予定者も多かったはずだが、4月8日に愛媛県今治市の刑務所施設から逃走した受刑者がいまだ身柄の確保に至っておらず、尾道市向島(スタート&ゴール地点)に潜伏しているとみられるため、イベント開催事務局はやむを得ず今回の発表に至ったとしている。

 なお、イベントにかかる参加料については、返金にかかる事務手数料を差し引いた額を返金するとしているほか、本日開催が予定されていたプレイベントについても中止が発表されている。
春の全国交通安全運動にあわせ西条市の松山自動車道のサービスエリアで高速道路での事故防止を呼びかけるキャンペーンが行われた。西条市小松町の石鎚山サービスエリア上り線で行われた春の交通安全キャンペーンには、NEXCO西日本の社員や県警の高速交通警察隊の隊員など20人が参加した。参加者は高速道路で運転をする前に車の点検をすることや、あおり運転の禁止など呼びかけるチラシを配った。また、車の故障などで高速道路で停止したときは車の中にとどまらず、安全な場所に避難するよう説明していた。県警高速隊によると今年に入ってから県内の高速道路では3月末までに、去年より24件多い203件の事故が発生しているという
愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から受刑者の男が脱走した事件を受け、松山刑務所(東温市)の吉田博志所長は11日、記者会見し「多大な迷惑を掛け、大変申し訳ない」と謝罪した。
 逃走中の受刑者平尾龍磨容疑者(27)は、窃盗などの罪で服役中だった。作業場の寮から8日夜に逃げたとして、今治署は9日、逃走容疑で指名手配し、顔写真を公開した。
 同容疑者が使ったとみられる盗難車が見つかった広島県尾道市の向島を中心に、愛媛、広島両県警が捜索を続けている。