わいせつ等事件簿

今治市内で新型コロナの感染が広がり経営に苦しむ飲食店の団体などが1日、徳永市長に支援を求める2600人分の嘆願書を提出しました。

県料飲業生活衛生同業組合今治支部・砂田市雄支部長:
「今治の料飲店また並びの各商業の今と未来を守るという気持ちで、今回の嘆願書を受け取っていただきたい」

嘆願書を提出したのは、県料飲業生活衛生同業組合今治支部の砂田市雄支部長と今治市内で焼肉店を経営する阿部利弥さんです。

嘆願書では、感染の拡大に伴う松山市への時短営業の要請で今治でも自粛ムードが広がって客足が減り経営が厳しいと強調。

今治市に協力金に準じる支援やコロナ対策や情報を発信する特別部署の設置などを求めています。

嘆願書の賛同者は約2600人にのぼっています。

徳永市長は「現場の皆さんと意見交換を重ね今治モデルを作りたい」と応じています。
伊予鉄道は利用者の減少を受けてダイヤ改正し、1日から市内電車を減便しているほか、終電を最大で30分早めています。

伊予鉄道によりますと、市内電車は1日から松山市駅線とJR松山駅前線の運行する間隔をこれまでの10分から12分間隔に広げ便数を減らしているほか、終電を最大で30分早めています。

また現在、平日のみ運行している本町線は8往復を減便します。

伊予鉄道は今回のダイヤ改正について「利用状況に応じて判断した」としています。

このほか伊予鉄バスも、利用者の減少を受け市内の立岩・河中・丹波・五明の4路線を4月から廃止することを決めていて、今後は代替手段として予約制の乗り合いタクシーを運行する予定です。