わいせつ等事件簿

今年6月、松山刑務所の男性刑務官が無免許の上、飲酒運転をして事故を起こしていたことが分かった。この刑務官は、きょう付けで懲戒免職となっている。 懲戒免職となったのは、松山刑務所の23歳の男性刑務官。 松山刑務所によると、この刑務官は今年6月、飲食店で同僚数人と酒を飲み、代行運転で一旦帰宅。その後、車を運転してコンビニに買い物に行く途中で自損事故を起こしたという。刑務官は無免許で、呼気からは基準値を超えるアルコールが検出された。 松山刑務所では、今年4月に職員全員の運転免許証の調査を行ったが、この刑務官は、有効期限が切れている事に気付いたにもかかわらず、虚偽の報告をしていたという。
愛媛県内では初の摘発。新型コロナの経済対策として国が支給する「持続化給付金」100万円を騙し取ったとして、東温市の男ら2人が詐欺の疑いで逮捕された。 詐欺の疑いで逮捕されたのは東温市野田の建設業 遠山宗雅容疑者(21)と松山市山西町の建設作業員 藤田一輝容疑者(21)。 警察によると遠山容疑者らは、他の20代の男2人と共謀し、新型コロナの影響で売上げが大幅に減少した事業者などに国が支給する「持続化給付金」100万円を騙し取った疑いが持たれている。 グループの1人が給付の対象となる個人事業者であると装い、偽の売上台帳などを作成、今年8月18日、中小企業庁の専用サイトから申請手続きを行ったという。その後、個人事業者を装った男名義の口座に「持続化給付金」として上限となる100万円が振り込まれたという。 南海放送の取材で4日逮捕された2人は、高校時代の同級生ということが分かった。警察は、2人の認否を明らかにしていないが今後余罪や役割について調べを進める方針。
今年8月、今治市の住宅で同居する親族を殺害した疑いで逮捕され、その後、鑑定留置されていた無職の男を、松山地検は4日、責任能力を罪に問えると判断し起訴しました。

殺人の罪で起訴されたのは、今治市石井町の無職・浅川三男被告(69)です。

起訴状などによりますと、浅川被告は今年8月16日、今治市の住宅で同居する親族の浅川勝美さん(67)の首や頭などをナタで複数回切りつけ、殺害した罪に問われています。

浅川被告の認否は明らかにされていません。

松山地検は、今年9月から浅川被告に鑑定留置を行っていましたが、責任能力を問えると判断し4日付けで起訴しました。
個人事業者を装い、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う持続化給付金をだまし取った疑いで、東温市などの男2人が逮捕されました。持続化給付金の詐欺事件の摘発は県内で初めてです。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、東温市野田の建設業・遠山宗雅容疑者(21)と、松山市山西町の建設作業員・藤田一輝容疑者(21)の2人です。

警察の調べによりますと遠山容疑者ら2人は今年8月、個人事業者を装って確定申告書や売上台帳などを偽造。持続化給付金の支給を中小企業庁に申請し、100万円をだまし取った疑いがもたれています。

2人の認否は明らかにされていません。

この事件は、9月に入金先の口座を持っていた共犯者の男が警察に出頭したため発覚。警察は出頭した男を含む共犯者2人も任意で捜査を行っています。

持続化給付金詐欺の摘発は県内で初めてで、警察は組織的な犯行がに行われていないか調べを進めるとともに、ほかにも余罪があるとみて厳しく追及しています。
松山市内の県道の整備事業を巡り県は12日、立ち退きに応じない建物を強制的に撤去する行政代執行に踏み切りました。
県土木部・土木管理局土居祐二局長:
「これより代執行を開始いたします」
県が行政代執行を始めたのは、松山市古川南のパチンコ店の飲食施設と大型看板です。県は県道松山伊予線の歩行者道路の新設や外環状線の側道整備のため、2005年から土地の所有者などと明け渡しを交渉。しかし自主的な退去に応じなかったため、行政代執行に踏み切りました。
県の職員や業者ら約50人は建物内の家財道具などを確認し、看板の撤去に向けた足場づくりなどを進めていました。
土地収用法での行政代執行は、県内で今回を含め5件目です。