わいせつ等事件簿

未来を支える中学世代の女子選手を育成するため日本サッカー協会(JFA)が設けた「JFAアカデミー今治」(今治市朝倉上)の入校式が9日、市朝倉公民館であった。中1の4期生12人は四国4県と岡山、広島県出身。「夢」「世界」「挑戦」など一人一人が言葉に力を込めて決意表明した。
 元なでしこジャパンの手塚貴子JFA副女子委員長は「なでしこはピッチの中でも外でも気配りができる人が多い。大人の顔色を見て行動するのではなく、自分で判断して行動することが先を読むプレーにつながる」と激励。西条市出身の4期生、越智美弥さん(12)は「人一倍努力してなでしこに入り、たくさんの人に希望を与えられるプレーをしたい」と誓った。
 12人は3年間の寄宿生活で技量とともにリーダーシップやマナー、社会生活を学ぶ。週末は帰省して地元クラブでプレーする。寄宿舎から通う市立朝倉中は10日に入学式があり、全校生111人のうち約3割の34人がアカデミー生となる
8日、愛媛県今治市の刑務所から男の受刑者が逃走し指名手配されている事件で、男が潜伏しているとみられる広島県尾道市の島では空き巣や車上荒らしの被害が相次いでいることが警察への取材で分かりました。警察は関連を調べるとともに、10日も300人の態勢で捜索を続けています。
指名手配されているのは、愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場に盗みなどの罪で服役している平尾龍磨受刑者(27)で、警察によりますと身長が1メートル73センチぐらいの痩せ形で、逃走時は黒い短髪、上下とも黒のジャージを着ていたということです。
警察などによりますと8日午後6時ごろに刑務所から逃走したとみられ、その後、瀬戸内海を挟んだ尾道市の向島で平尾受刑者の靴と、乗り捨てたとみられる車が見つかりました。
警察は、島内に潜んでいる可能性が高いとみて捜索していますが、いまだ見つかっていません。
また島内では、平尾受刑者の逃走後、現金などが盗まれる空き巣や車上荒らしの被害が数件、相次いでいることが警察への取材でわかりました。
警察は関連を調べるとともに、10日も300人の態勢で、島を結ぶ橋の検問や、島内の捜索を続けるなどして行方を捜査しています。
8日午後7時5分ごろ、愛媛県今治市大西町の松山刑務所大井造船作業場から「受刑者がいなくなった」と110番通報があった。作業場の防犯カメラに姿が映り、同じ時間帯に近くの民家から車が盗まれて広島県内で見つかったことなどから、愛媛県警は受刑者が車で逃走した可能性があるとみて、単純逃走の疑いで捜査している。
 行方が分からなくなったのは、窃盗罪などで有罪になった平尾龍磨受刑者(27)。県警や同刑務所によると、同日午後6時前の夕食時には姿を見せたが、午後7時からの集会には参加せず、捜したが見つからなかった。午後6時10分ごろには、作業場の防犯カメラに外にいる平尾受刑者が映っていたという。
 同日午後7時過ぎには今治市大西町の民家が空き巣被害に遭って駐車していた車が1台盗まれたことが判明。車は約1時間20分後、今治市と瀬戸内しまなみ海道でつながる広島県尾道市・向島の駐車場で見つかった。愛媛、広島両県警が合同で行方を捜査している
7日未明、今治市沖の海上で韓国船籍のコンテナ船と押し船が衝突する事故がありました。油の流出やけが人などはありませんでした。
今治海上保安部によりますと、7日午前1時頃、今治市波方町沖、およそ3キロの海上で韓国船籍のコンテナ船(4914トン)と押し船・新光丸(168トン)が衝突しました。
衝突による船体への損傷は軽く、双方とも自力航行が可能で、事故による油の流出はなく、けが人などもいないということです。
事故当時、海上は穏やかで視界も良かったということで、今治海上保安部では乗組員から話を聴いて衝突の原因を調べています。
コンテナ船は韓国の釜山港から岡山県の水島港に向かう途中でした。
大洲市を流れる肱川の河川敷で、地域の人たちが育てた菜の花が見頃を迎え、訪れた人たちを楽しませています。
大洲市の五郎地区にある畑の前河川敷などでは、地域の人たちが肱川の魅力を高めようと、25年ほど前から菜の花の種をまいて育てています。
ことしも河川敷の8ヘクタールにおよそ300万本の菜の花が咲き、見頃を迎えています。
訪れた人は、一面に広がった菜の花畑をゆっくりと散歩しながら、写真を撮りあったりして春の訪れを味わっていたほか、楽しそうに駆け回る子どもたちの姿も多く見られました。
松山市内から友人と訪れた女性は「青空と菜の花の黄色が合っていてとてもきれいです。撮った写真はSNSに投稿しようと思います」と話していました。
大洲市五郎地区の菜の花はあと数日、楽しめるということです。