わいせつ等事件簿

「マッサージの体験モニターになって」と女性に声を掛けてホテルに連れ込み、わいせつな行為をしたとして、警視庁綾瀬署は9日までに、強制わいせつなどの疑いで、三井住友銀行の行員、谷川輝容疑者(25)=東京都世田谷区=を逮捕した。逮捕は7日。
 逮捕容疑は1月11日午後3時ごろ、東京都足立区の路上で20代の女性に声を掛け、ホテルでマッサージを装って胸を触り、キスをした疑い。綾瀬署は、認否を明らかにしていない。
 綾瀬署によると、現場近くでは同様の手口による被害相談が数件寄せられており、関連を調べている。谷川容疑者は現場周辺の支店に勤務し、営業担当だった
神奈川県小田原市で2016年11月、女子高校生を押し倒して体を触ったとして、小田原署は6日、強制わいせつの疑いで、JR東日本の車掌の男(23)=小田原市=を逮捕した。
 小田原市内では昨年7月に路上で別の女性が体を触られる事件があり、署が関連の有無を調べている。
 逮捕容疑は16年11月24日未明、市内のマンション駐車場で当時高校3年の女子生徒を背後から押し倒し、下半身を触った疑い。
岐阜県警生活環境課と国際捜査課、北方署は6日、違法に個室ファッションヘルスを営業したとして、本巣郡北方町高屋伊勢田のマッサージ店「ヴィーナス」を摘発し、風営法違反(無届け、禁止地域営業)の疑いで中国籍の経営者の容疑者(54)=同所=と、韓国籍の従業員の容疑者(44)=同=を逮捕した。
 2人の逮捕容疑は、県公安委員会に届け出をせず、昨年12月から今年2月5日までの間、営業が禁止されている同所で個室ファッションヘルスを営み、客に性的サービスを提供した疑い。
 署によると、昨年6月、匿名の男性から「店が性的サービスをしている」と署に通報があり、捜査していた。県警は5日深夜、店を家宅捜索し、証拠品を押収した。
臼杵津久見署の男性巡査部長(30代)が大分市内の商業施設で盗撮行為をしたとして、県警が県迷惑行為防止条例違反の疑いで捜査していることが5日、分かった。女性従業員のスカートの中をスマートフォンで撮影しようとしていたという。県警は容疑が固まり次第、立件、処分する方針。別府署の隠しカメラ事件など2016年から不祥事が相次ぐ県警で、またも汚点が発覚した。
 県警などによると、女性は1月上旬の午後、店内で後をつけてくる不審な男に気付き、店に相談した。通報を受けた県警が捜査に着手し、防犯カメラの映像などから巡査部長の容疑が浮上。スマホでスカートの中を盗撮しようとする姿が確認された。
 巡査部長は取り調べに対し、当時の状況を説明しているという。県警はスマホを解析する一方、他に盗撮行為がなかったのか調べている。
新潟署は5日、自身が代表を務めるアナウンススクールの受講生の体を触ったとして、新潟市西区小針上山、塾講師、小柳実容疑者(70)を準強制わいせつ容疑で逮捕した。
 逮捕容疑は昨年10月26日夜、新潟市中央区の「新潟アナウンススクール」内で、アナウンサーになるために必要な指導と誤信させ、個別指導中だった受講生の20代女性の尻や胸を触ったとしている。同署によると10月に女性から相談があり発覚。小柳容疑者は触ったことは認めたうえで「あくまで指導の一環だった」とわいせつ目的ではなかったと主張しているという。