わいせつ等事件簿

愛媛県西条市の養鶏場で30日に確認された高病原性鳥インフルエンザの疑い例について、県は31日未明、遺伝子検査で陽性を確認した。県内での感染確認は初めて。県は対策本部を設置し、養鶏場の全14万羽の殺処分を始めた。
 県によると、遺伝子検査で、感染力や致死率が高い、高病原性の疑いのある「H5亜型」の感染が分かった。県は31日未明に対策本部会議を開き、48時間以内に養鶏場の全ての鶏を殺処分することを確認。周辺の養鶏場の鶏や卵について、周囲3キロ圏内は養鶏場外への移動を禁じる「移動制限区域」に、周囲10キロ圏内は区域外への持ち出しを禁じる「搬出制限区域」にした。
 県庁からは防疫活動のため、30日深夜に職員155人が現地に向かった。31日正午までに1万1820羽の処分を終えた。
 また、中村時広知事は31日、県庁で下野六太・農水政務官と面会し、国に対して密閉容器など処分用の資機材の提供と、被害が拡大した場合の自衛隊など、人員支援の準備を要請した。
31日早朝、愛媛県新居浜市の豆腐工場で火事があり、従業員1人が軽いケガをしました。 火事があったのは愛媛県新居浜市田所町の「新居浜製豆協同組合」の豆腐工場で、警察によりますと、31日午前5時すぎ通行人の男性から「火があがっている」などと通報がありました。 火は2階建ての工場1棟、およそ750平方メートルを全焼し、およそ2時間半後に消し止められました。 火事のあったとき、工場では6人が働いていましたが、男性従業員1人が顔などに軽いやけどをする以外、 ケガ人などはありませんでした。 県内では30日、愛媛県大洲市で住宅や店舗あわせて14棟を焼く火事がありました。松山地方気象台では空気が乾燥しているため火の取り扱いへ注意を呼び掛けています。