わいせつ等事件簿

今治市は21日、1984年以降の下水道使用料の徴収漏れが4年前に分かっていたにもかかわらず、複数の職員が放置していたと発表した。緊急調査の結果、徴収漏れは18件あり、このうち約1280万円は時効のため徴収できないと判明。時効になっていない過去5年分の約400万円について、22日から利用者を訪ね、事情説明のうえ請求する。
新型コロナワクチンの接種で、愛媛県松前町の高齢の女性が中身の入っていない空の注射器を打たれるミスがありました。ミスがあったのは20日、松前公園体育館で行われた高齢者への集団接種で、町によりますと、訪れた558人のうち高齢の女性1人がワクチンの入っていない注射を打たれました。医師が注射した時点で違和感に気付いて発覚し、女性には医師から健康に問題がないことを説明してお詫びし改めて適切にワクチンを打ったということです。ワクチンの充填は別室で看護師が行いますが、町は今回ミスの起きた注射器を準備したのが誰かはわからないとした上で、「ワクチンも空気も透明なためわかりづらかったのではないか」と説明しています。今後、町ではワクチンの入っていた瓶が空になったかを確認し、さらに接種室でも打つ前に中身が入っているかを確認していくとして再発防止に努めたいとしています。
19日夕方、今治港で停泊していた押し船が沈没し、燃料の重油が港内に流れ出しました。

20日朝から油の除去作業が進められています。

今治海上保安部によりますと、19日午後5時45分ごろ、今治港で有限会社「エム」所有の押し船「伊予丸」14トンが沈没し、港内に油が流れ出しているのが見つかりました。

流れ出したのは燃料の重油1.5キロリットルで、20日朝から沈没船の所有会社や地元の漁業関係者が中和剤やオイルマットを使って油を取り除く作業を進めています。

沈没当時、船は無人でけが人はなく、油の流出による漁業への影響もないとみられます。

今治海上保安部は所有会社に事情を聴くなどして沈没の原因を調べています。
複数回にわたって同僚の女性職員を盗撮したとして愛媛大学の男性職員が罰金30万円の略式命令を受けた。愛媛大学は18日付けで男性職員を6か月の停職処分としている。 愛媛大学によると城北キャンパスに勤務していた30歳代の男性職員は2018年9月、大学の敷地内で同僚の女性職員のスカートの中を携帯電話を使って盗撮したという。男性職員は今年5月6日に県迷惑行為防止条例違反の罪で罰金30万円の略式命令を受けた。 これを受けて愛媛大学は6月18日付けで男性職員を6か月の停職処分とした。男性職員は同じく18日付けで依願退職している。 大学の聞き取りに対して男性職員は複数回にわたって盗撮したことを認めていて、他の2名の女性職員へも盗撮を行っていたという。 愛媛大学の仁科弘重学長は「被害を受けた方やご家族に深くお詫び申し上げる。職員への服務規律の一層の徹底を図るとともに、再発防止と信頼の回復に努めていく」としている。
愛媛県四国中央市の職業安定求職者1人の個人情報を含む書類を紛失していたことがわかりました。誤って廃棄した可能性が高いとしています。

文書の紛失があったのは四国中央市の公共職業安定所です。愛媛労働局によりますと今年4月、雇用保険の失業給付の手続きに訪れていた求職者から、離職票などの書類を受け取ったものの、先月になって書類を紛失したことに気づいたということです。

書類には顔写真のほか、口座番号やマイナンバーなどの個人情報が記載されていました。外部に持ち出すものではないことから、誤ってシュレッダーで廃棄した可能性が高いとみられていて、求職者に説明の上、謝罪したということです。

愛媛労働局は今後は、受理した書類の記録を残すとともに、廃棄する際は管理職が確認するなど再発防止策を徹底するとしています。