わいせつ等事件簿

台風のシーズンを前に河川の氾濫や水難事故を想定した訓練が西条市で行われた。 西条市の加茂川で行われた訓練には県警の機動隊員が参加した。訓練は、川が急に増水し中州に人が取り残されたという想定で行われ隊員らは、対岸まで張ったロープを伝い、ゴムボートで救助していた。 また、先月県内で初めて導入された40度の急斜面や川の中でも走行できる高性能救助車の走行訓練も行われ、運転の手順などを確認していた。 県警機動隊の神野洋平警部補は「実際に川で訓練することでいろいろな課題が見つかった。迅速かつ適切な救助ができるよう今後も訓練に取り組んでいく。」などと話していた。 県警機動隊では今後も定期的に実践的な訓練を行い、台風やゲリラ豪雨などに備えていきたいとしている。
台風8号の北上に伴い南から暖かく湿った空気が流れ込むため、愛媛県では、27日は大雨となるおそれがある。気象台は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意や警戒を呼びかけている。 強い台風8号は、発達しながら東シナ海を北上する見込み。台風北上に伴い、大気の状態が不安定となり、南予では26日昼過ぎから局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがある。また、発達した雨雲が停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性がある。 26日予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、中予、東予20ミリ、南予30ミリ。26日午後6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、中予80ミリ、東予60ミリ、南予100ミリ。その後、27日午後6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、中予、東予50~100ミリ、南予  100~150ミリとなっている。 松山地方気象台は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意や警戒をするよう呼びかけている。
北海道京極町の名水「ふきだし湧水」からこの夏、微量の大腸菌が検出され、町は水くみ場の利用を一部停止している。町は配水管の老朽化や汚れが原因とみて、近く交換工事を行う予定。担当者は「生水なので必ず煮沸してから利用して」と呼びかけている。  羊蹄山の自然がもたらすふきだし湧水は日量約8万トンに上るといい、1985年に国の名水百選に選定された。「ふきだし公園」(京極町川西)の水場では例年、3本の配水管から噴出する水をタンクにくんで持ち帰る人が絶えない。  町によると、7月下旬から今月初めにかけて行った水質検査で、配水管の1本から微量の大腸菌(100ミリ・リットル中1MPN=細菌検査の単位)が検出された。  報告を受けた倶知安保健所は「湧水としては問題ない数値」と判断したが、大腸菌とともに病原性原虫が混入する可能性も指摘。これを受けて町は7日までに、配水管を3本とも利用停止とした。いずれも2004年に地中に埋設され、長さ4~5メートルほど。町は今月中にも交換工事を行う。  水場には湧水が木の樋(とい)を流れ落ちる場所もあり、3本の管と取水ルートが違うことから、町はここでの水くみを認めている。町は「配水管を更新した後、水質検査や管の点検作業の態勢を拡充したい」(企画振興課)としている。
仮想通貨を自動で売買するシステムの利用料名目で若者らから現金を騙し取ったなどとして愛媛県警などの合同捜査本部は、名古屋市の会社役員や松山市の飲食店従業員など5人を詐欺などの疑いで逮捕した。 逮捕されたのは名古屋市の会社役員 才原滉輝容疑者(24)や松山市の飲食店従業員渡部貴裕容疑者(24)など合わせて5人。 愛媛と香川県警の合同捜査本部によると5人は共謀し、四国中央市の男性会社員ら4人に対し「毎月の返済分の利益は出る」などと、ウソを言って仮想通貨を自動で売買するシステムの利用料名目で、現金合わせておよそ510万円を騙し取った詐欺の疑いが持たれている。 また、松山市内の大学生らと契約をする際に書面を交付しないなど特定商取引法違反の疑いも持たれている。 5人は、一昨年10月頃から去年5月頃にかけインターネットの掲示板などで若者らを集めていて、合同捜査本部は自動売買のシステムが実際に機能していたかなどを調べるとともに、余罪もあるとみて捜査を進めている。