わいせつ等事件簿

今治市大三島支所で働いていた元会計年度任用職員が、市の関係団体の口座などから、およそ350万円を着服していたことがわかりました。 着服していたのは、会計年度任用職員として今年3月末まで今治市役所大三島支所に勤務していた60歳代の男性職員です。 この元職員は、昨年度1年間で、市が管理を代行していた大三島地区自治会や大三島町身障者互助会など3つの団体の口座の金や身寄りのない故人の預り金など、あわせて346万円あまりを着服していたということです。今治市によると、この元職員が通帳と届出印をあわせて管理していたほか、上司の承認なしで金を引き出す事が出来るようになっていたということです。 元職員は、着服した金を家のローンの返済などに充てたと話しているということですが、今治市や自治会などは、着服額をすでに全額返済しているなどとして、刑事告訴はしない方針です。今治市は、全職員に対し綱紀粛正の通知文を送り、会計事務の総点検を行うとしています。