わいせつ等事件簿

23日未明、愛媛県松山市内の住宅に男が侵入し、取り押さえようとした住人を刃物で切りつけて逃走しました。警察は逃げた男の行方を追っています。

近隣住民:「それは…ビックリですね。ビックリビックリ。けがしとるみたいなことも聞いたけど、傷害事件なんかゆうたら大事やね」

事件があったのは、愛媛県松山市萩原の木造2階建て住宅で。23日午前3時20分頃、1階にある台所付近に男が侵入しているのを住人の30代の男性が発見しました。

男性は取り押さえようとした際、男は持っていた刃物で男性の両腕や胸などを切り付け逃走しました。男性は軽傷ということです。

警察によりますと、男は30~40歳位で身長は170センチほど。黒色の服を着ていて手に軍手をしていたということです。盗まれたものは確認されていません。

警察は傷害などの疑いで逃げた男の行方を追っています。
愛媛県四国中央市の2つの海岸で、海水の侵入を防ぐ金属製の堤防の扉などが今月中旬に盗まれ、設備を管理する県が警察に被害届を出しています。

愛媛県によりますと四国中央市の藤原海岸では今月16日堤防の間の海水の侵入を防ぐ鋼製のゲート1枚(110万円相当)がなくなっているのを職員が見つけました。現在、土のうで塞いで応急処置をしています。

この2日前、八日市海岸では、堤防のゲートを操作する施設でステンレス製の階段の手すり2つ(計20万円相当)がなくなっているのが見つかりました。

県は警察に盗難の被害届を提出していて、手すりとゲートはボルトやナットが外され盗まれたと見ています。今後パトロールを強化し盗難の防止に努めるとしています。
今年6月に愛媛県今治市で住宅が全焼し、高齢の女性の遺体が見つかった火事で、同居していた50代の三男が放火と殺人の疑いで逮捕です。現場を目撃した家族が当時の状況を証言です。

容疑者の妹:「新聞紙ばらまきよる時に『死ぬんじゃ』とか何とか言よって」

今年6月に愛媛県今治市美保町で住宅2棟が全焼した火事。火元の住宅から森松マサノさん(92)の遺体が見つかりました。しかしこの火事は、放火と殺人の事件だったんです。

逮捕されたのは当時、同居していた今治市大正町の無職森松良和容疑者(58)。警察によりますと森松容疑者は今年6月、自宅に放火し、母親のマサノさんを焼死させた疑いがもたれています。

この事件の現場を目撃していたのが、同じく同居していたマサノさんの娘で森松容疑者の妹。当時の状況を生々しく証言しました。

容疑者の妹:「首を吊って死ぬといって、首を吊って死なずに新聞紙に火をつけ出して、ガスの方に行ったら、そしたら火事になった。お兄さんは台所から火がついて、お母さんの所に行って寝ていました」

森松容疑者と妹は、火事による一酸化炭素中毒のため入院。警察は森松容疑者の退院を待って逮捕しました。
 
愛媛県の警察官採用一次試験で採点に誤りがあったことがわかり、4人が追加で一次試験合格となりました。

愛媛県人事委員会の会見:
「誠に申し訳ありませんでした」

愛媛県人事委員会によりますと、6月に実施した大学卒業予定者対象の警察官採用の一次試験で英語の問題2問で採点に誤りがありました。

試験結果を再度見直したところ、190人の受験者のうち143人の得点に影響があり、合格ラインに届いていた男性3人と女性1人が不合格になっていたこと分かりました。

愛媛県人事委員会はこの4人を合格とすることを決定し、10月上旬に追加で二次試験を行うということです。

試験問題は日本人事試験研究センターから提供されたもので、同じ試験問題を使った静岡と鳥取の警察官採用試験でも同様の誤りがあったということです。
13日午後、愛媛県松山市の青果店で店員に刃物を突きつけ現金を奪おうとした疑いで60代の男が現行犯逮捕されました。

強盗未遂の疑いで逮捕されたのは、松山市緑町の無職篠田一容疑者(61)です。警察によりますと篠田容疑者は13日午後2時すぎ、松山市西一万町の青果店で女性店員に刃渡りおよそ8センチのカッターナイフを突きつけ現金を奪おうとしたものの、未遂に終わった疑いです。

男性店長が篠田容疑者を説得している間に警察が到着し逮捕したということです。