わいせつ等事件簿

新型コロナウイルス感染拡大防止のため実施した小中学校の臨時休校への対応として、新居浜市と西予市、宇和島市の教育委員会は4日、夏休みを8月1~23日に短縮して授業時間を確保するとそれぞれ発表した。松山市と西条市はすでに夏休み期間の短縮を決めている。
 新居浜市教委によると、7月21~30日は通常授業とし、給食も実施。31日に1学期の終業式を行う。8月は給食センターの清掃・消毒作業のため給食が提供できず、午前中のみの授業とする。5月の最終日曜日に予定していた小学校の運動会は、校長会などで協議し市内統一で実施の有無を決める方針。
 西予市教委では、新たに授業を行う期間の1日の授業は小学校4時間、中学校6時間を原則とし、給食も提供する。小学校では今回の措置で授業時間不足を完全にカバーするのは難しく、児童の負担を考慮しながら行事見直しや授業追加などの対応を検討する。
 宇和島市教委は、7月17日に予定していた1学期の終業式を31日に変更し、2学期始業式を8月24日に前倒しする。授業日には給食を提供し、当面の間、土曜授業は行わない。
新型コロナの影響で減便していた松山発着のJR特急の運行が、今月13日から全面再開されます。 JR四国は新型コロナの感染拡大の影響で利用者が激減したため、四国全体で特急列車など93本を運休。しかし県をまたぐ移動の自粛が緩和されたことなどを受け、今月13日から特急の運行を順次再開します。 このうち松山を発着する「しおかぜ」「いしづち」「宇和海」は13日に全面再開されます。しかし今月中しおかぜ・いしづちの一部は、松山から高松に向かう場合は宇多津駅で、高松から松山に向かう場合は多度津駅でそれぞれ乗り換えが必要になります。
コロナ禍に覆われる今、ちまたで人気なのが疫病退散の魔力があると伝えられる「妖怪アマビエ」。松山市の神社では、このご利益にあやかろうと御朱印が登場しています。 三津嚴島神社・柳原宰宮司「色んな文献を参考にしまして作らせていただきました」 アマビエの御朱印を作ったのは松山市神田の三津嚴島神社。境内で連なった三角の鱗文を描くなどし普段から厄除けを行っています。 この神社が今回の新型コロナウイルスの終息を願い注目したのが妖怪・アマビエ。人魚のような姿に鳥のくちばしを持ち、江戸時代に「疫病が流行したら私の姿を写した絵を人々に見せよ」と告げたとされる言い伝えが残っています。 アマビエの印は神社の手作り。厄除けの赤いインクで押すと可愛い姿が現れます。 三津嚴島神社・柳原宰宮司「もう1000人以上の方がお参りに来られまして非常に評判がいい。参拝の皆様と一緒に一日も早い新型コロナウイルスの終息を願っております」 アマビエの御朱印は今月末までの期間限定となっています。
日本食研ホールディングス(愛媛県今治市)は3日までに、同社2カ所目の宮殿型で、国内外にあるグループ10工場で最大規模の生産能力を持つ「シェーンブルン宮殿工場」が同市クリエイティブヒルズに完成し、本格稼働したと発表した。主力の焼き肉のたれなどの液体調味料やレトルト食品を年間最大5万トン製造し、売り上げ拡大を図る。
愛媛県西条市の元嘱託職員の女性がパワハラ被害を訴えた裁判で松山地裁は3日、同僚による人格を否定する違法な言動があったとして市に94万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。 この裁判は、西条市立東予南保育所で調理の仕事をしていた元嘱託職員の女性が、同僚から日常的にパワハラを受け退職を余儀なくされたとして損害賠償を求めていたものです。松山地裁は「同僚による人格を否定する違法な言動があった」と認め、「発症したうつ病との因果関係も否定できない」などとして西条市に94万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。取材に対し、西条市は、「判決の詳細が把握できていないので現時点でのコメントは差し控える」と回答しています。