わいせつ等事件簿

「今治」の商標登録をめざす中国企業の動きに、愛媛県今治市側が危機感を強めている。登録を阻止して、タオルなどに代表される今治ブランドを守るため、行政や経済団体が対策協議会を設立。市を中心に異議申し立てをすることや政府間交渉で根本的な解決を図ることを確認した。
 中国で商標登録や特許権を扱う「国家知識産権局」のウェブサイトで、「今治」の商標申請の状況を調べると、多数の検索結果が並ぶ。「今治 KINJI CUPCAFE」「今治西川」など「今治」を頭につけた名前の中に、「今治」単独の申請が5件あった。
 「『今治西川』は同じ名称を今治の企業が使うことはまずない。問題はこの『今治』単独の申請です」。今治市商工振興課の職員が話す。
 中国広東省汕頭(スワトウ)市の企業が昨年7月に「動物性の食品、加工食品」「アルコールを含有しない飲料、ビール」「広告、事業の管理、小売・卸売」など5分野で「今治」を商標申請していたことが判明。そのうち4分野が、12月13日から3カ月以内に異議申し立てがない場合、商標登録される「初期査定公告」の手続きに入った。登録されると、取り消しには司法手続きが必要になるという。
 中国では2009年と17年にも、「今治」が商標登録申請された。それぞれ別の上海企業が「タオル類」の分野などで申請したが、どちらも今治市と今治タオル工業組合の異議申し立てが認められ、登録には至らなかった。
 ただ今回はタオルや縫製業だけでなく、食品や小売りなど幅広い分野に影響が及びかねない。危機感を抱いた今治市は、今治商工会議所、今治地域地場産業振興センター、今治タオル工業組合とともに「海外不正商標出願対策協議会」を設立した。
去年10月、西予市の障がい者施設でトイレにいた女性を盗撮したとして作業療法士の男が逮捕されました。 愛媛県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、西予市宇和町坂戸の作業療法士・亀岡一敏容疑者(39)です。 警察によりますと、亀岡容疑者は去年10月30日午前11時10分ごろ、西予市の障がい者施設でトイレにいた女性を盗撮携帯電話で動画を撮影した疑いです。 亀岡容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。 亀岡容疑者は去年11月以来住居侵入や窃盗で3回逮捕されていて、捜査の中で今回の事件が発覚しました。 警察は他にも余罪があるとみて引き続き捜査を進めています。
14日午前、四国中央市の国道で高齢の男性が準中型トラックにはねられ死亡しました。 14日午前10時40分ごろ、四国中央市寒川町の国道11号線で準中型トラックが道路を横断していた近くに住む青木悦郎さん(90)をはねました。 青木さんは新居浜市内の病院に搬送されましたが、頭などを強く打っていて約40分後に死亡しました。 現場は片側1車線の見通しのよい直線道路で横断歩道などはなく、警察はトラックを運転していた西条市の45歳の男性会社員から話を聴き事故の原因を詳しく調べています。
佐賀、愛媛両県警合同捜査本部は13日、詐欺の疑いで、愛媛県松山市桑原2丁目、自称投資家の男(46)を逮捕した。認否は明らかにしていない。
 逮捕容疑は昨年9月25日、別の容疑者5人らと共謀し、家電量販店店員や警察官になりすまし、名古屋市内の当時80代女性に「あなた名義のカードで電化製品が買われています」などと電話でうそを言い、キャッシュカード3枚をだまし取った疑い。
 佐賀県警捜査2課によると、この3枚を使って約880万円が引き出されている。これまでに同容疑などで3回逮捕した同じグループの容疑者5人への捜査で浮上した。
寒波の影響で電力需給が切迫する状況が続いているとして、四国電力と四国電力送配電は10日夜、管内の家庭や企業に節電を要請した。日常生活に支障のない範囲で照明や電化製品の使用を控えるなど、電力の効率的な使用を求めている。節電要請は2015年度の冬以来。全国の大手電力が一斉に要請し、数値目標や期間は設定していない。