わいせつ等事件簿

愛媛県の新居浜市役所(同市一宮町1丁目)の1階の市民課に、市民自らが会計をする「セミセルフレジ」が2台お目見えした。証明書発行などで手数料を支払う際の現金手渡しを減らし、新型コロナウイルスの感染防止につなげるのが狙い。市によると県内の自治体への導入は初めてで、12月から運用を始めた。
今年7月、今治市の男性が新型コロナの感染者だと中傷するビラをまいたとして、名誉毀損の罪に問われている市内の男2人の初公判が16日、松山地方裁判所で開かれました。検察側は被告らに懲役1年6カ月を求刑し、裁判は即日結審しました。
今治市の古物買取店代表野間翔太被告(26)と、自動車整備士の岡本賢矢被告(26)は、今年7月、市内の男性が新型コロナに感染したと中傷するビラをまいたとして名誉毀損の罪に問われています。
16日、松山地裁で行われた初公判で、両被告は起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は、野間被告は被害者の男性が新型コロナの感染などを理由に、返済すべき金銭を支払わないことに腹を立て犯行を企てたと主張。被害者と面識のない知人の岡本被告が協力し、実行役になったと指摘しました。
続いて検察側は「悪質かつ卑劣な犯行で、新型コロナの差別を助長し社会的影響は重大」などとして、両被告に懲役1年6カ月を求刑。
一方、弁護側は「被告は被害者が受けた以上の誹謗中傷を受けている」などとして罰金刑を求め、裁判は即日結審しました。判決は来年2月3日に言い渡される予定です。
県内の交通死亡事故が増加しています。15日は午前中に四国中央市と松山市で相次いで発生。今年の県内の死者は46人になりました。
このうち、四国中央市妻鳥町の国道11号線では午前7時50分頃、走行中の軽乗用車が横断歩道を渡っていた自転車と衝突。自転車に乗っていた市内三島朝日の会社員・大野和希さん(22)が頭などを強く打ち、死亡しました。
また松山市太山寺町では午前10時35分頃、近くに住む土岐佐代子さん(70)が自転車を運転中に普通車にはねられ、全身を強く打ち死亡しました。
県内の今年の交通事故による死者は46人になり、去年の同じ時期より7人多くなっています。
愛媛県西条市の石鎚神社では13日、 一年の汚れを落とすすす払いが行われました。 愛媛県西条市の石鎚神社では、 毎年この時期にすす払いを行い、 正月を迎える準備を始めています。 13日は、午前9時ごろから神職や神社の関係者ら およそ20人が、本殿に集まり 5メートル以上もある笹のほうきを使って、 軒下のほこりを手際よく払い落としていきました。 また、巫女たちも本殿の壁などを雑巾で 丁寧に拭き上げ、新年を迎える準備を整えました。 神社によりますと、新年、初詣に訪れる人を、 例年並みのおよそ7万から8万人と見込んでいますが、 神社では、新型コロナの感染防止対策として、 日を分散しての参拝を呼びかけています。