わいせつ等事件簿

今月6日、愛媛県松山市のマンションで男性が殴られ死亡した事件で、松山地検は27日、美容師の男を傷害致死の罪で起訴しました。 起訴されたのは、松山市新浜町の美容師、玉井遥希被告22歳です。起訴状などによりますと玉井被告は、今月6日、松山市味酒町のマンションの一室で、この部屋に住む会社員の堀裕真さんの顔や頭を複数回殴るなどの暴行を加え、外傷性くも膜下出血により死亡させたということです。捜査関係者によりますと玉井被告と被害者の堀さんは、知人女性との交際をめぐり、トラブルになっていたということです。
南海放送(愛媛県松山市)の50代の男性社員が今年8月、およそ22万円が入った封筒を盗んだとして懲戒解雇の処分を受けました。 南海放送によりますと、今年8月、50代の男性社員が、勤務時間中、松山市内の金融機関のATMに現金を引き出しに行った際、他の客が忘れていた22万4000円が入った封筒を置き引きし、会社に持ち帰ったということです。
その後、男性社員は、この金を自分名義の銀行口座に数回に分けて入金したということです。会社側は、今月上旬、警察からの連絡を受けて初めて事態を把握し、聞き取りを行ったところ、男性社員は「出来心でやってしまった。申し訳ない」と話したということです。南海放送は今月23日付けで男性社員を懲戒解雇処分に、また27日付けで監督責任のある専務取締役と上長2人をそれぞれけん責の処分としました。男性社員は26日窃盗容疑で松山地検に書類送検されています。南海放送はプライバシーの保護などを理由に男性社員の所属や役職を明らかにしていません。南海放送は「社会的責任や法令順守を強く求められる立場でありながら非違行為を招いたことは遺憾。社員の規範意識の向上、法令順守の確立に全力を挙げて取り組む」とコメントしています。
松山市内のマンションを拠点にした特殊詐欺の『かけ子』グループが摘発された事件で、このグループの男5人が26日、キャッシュカードをだまし取った疑いで再逮捕されました。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは、松山市余戸東の飲食店従業員・小池保幸容疑者(43)、市内東長戸の通信販売業・水口幸三容疑者(35)ら男5人です。 警察の調べによりますと、5人は10月25日、家電量販店の店員や警察官になりすまして、名古屋市の高齢女性に「名義のカードで電化製品が買われている」「警察で預かる」などと松山市内のマンションからウソの電話をかけ、キャッシュカード3枚をだまし取った疑いがもたれています。 この女性の自宅には、警察関係者を装った別の共犯者が訪れていて、女性の口座からは約880万円が引き出されたということです。警察は5人の認否を明らかにしていません。 5人は同じ手口で、福岡市の高齢女性からキャッシュカードなどをだまし取ろうとした疑いで、今月6日に逮捕されていて、余罪の追及で今回の犯行が発覚しました。警察は共犯者の特定や余罪の捜査を進めています。
Jリーグの村井チェアマンが25日、今年Jリーグに昇格したFC今治を視察しました。 新型コロナの影響で飛行機を使った視察を控えていたという村井満チェアマン。25日に初めて夢スタジアムを訪れ、フットボールパークなど周辺の賑わいを視察しながら、スタジアムの雰囲気を肌で感じました。 岡田武史オーナー: 「天気が良くてよかった」 村井チェアマン: 「最高ですね。見晴らしがいいというか海が見えて街、の全景が見えて。天上人になったというか、サッカーをこんなところでできたら最高ですよね」 今治の対戦相手はカマタマーレ讃岐。夢スタで行われる初めての四国勢同士のダービーマッチです。村井チェアマンは試合中、様々な角度から観戦。 試合は讃岐の気迫が上回り、今治は2対0で敗れたものの、チェアマンはFC今治がもつ可能性に大きな期待を寄せていました。
愛媛県の人事委員会は26日、県職員の冬のボーナスを引き下げるよう中村知事に勧告しました。県職員の今年度のボーナスは夏・冬あわせて4.50カ月と、民間企業を0.07カ月分上回っていて、県人事委員会は、冬のボーナスを0.05カ月分引き下げるよう求めています。引き下げ勧告は、リーマンショックの影響を受けた2010年以来10年ぶりで、県人事委員会は、新型コロナウイルスの影響も民間企業のボーナスが下がった要因の一つと見ています。