わいせつ等事件簿

愛媛県内では今月1日に外出自粛の要請が解除されるなど、日常を取り戻す模索が続いています。愛媛県松山市のロープウェー商店街では今年も風鈴が飾り付けが行われ、観光の本格再開に向けた準備が整いました。 松山城の入り口にあるロープウェー商店街では9日、店主らおよそ30人が、店の軒先に砥部焼の風鈴150個を取り付けていきました。ロープウェー商店街では、松山城を訪れる観光客らに涼を届けようと毎年、この時期に風鈴を飾り付けています。9日、松山は今年最高の31・4度まで気温が上がり、厳しい暑さの中、道行く人は、涼しげに揺れる風鈴の音色を楽しんでいました。新型コロナウイルスの影響で、ロープウェー商店街の人通りは大幅に落ち込んでいて、すでに閉店した店もあるということです。休業中の松山城天守とロープウェイ、リフトは今月19日からの再開が予定されていて、商店街では、新型コロナの終息と観光の本格再開に期待を寄せています。
西条市の保育所で元嘱託職員の女性がパワハラ被害を訴え、西条市が今月3日に94万円余りの支払いを松山地裁から命じられました。西条市はこの判決を不服として控訴する意向です。 この裁判は、西条市立東予南保育所で調理を担当した元嘱託職員の50代の女性が、日常的にパワハラを受け退職を余儀なくされたと損害賠償を求め提訴。松山地裁は今月3日、同僚職員から『給料泥棒』など人格を否定する発言などを認め西条市に94万円余りの支払いを命じました。 西条市はこの判決を不服とし高松高裁に控訴する意向を固めました。「同僚の指導は業務上必要とされる範囲内のもの。パワハラにあたらない」などとしています。 女性の弁護人は「判決を素直に受け入れるべきだ」としています。