わいせつ等事件簿

スーパーのフジは2日、四国最大級のショッピングセンター(SC)「エミフルMASAKI」(愛媛県松前町)で大規模なリニューアルを、2020年夏から21年夏にかけて実施すると発表した。総投資額は約30億円を見込む。飲食店の拡充や体験型のアミューズメント棟の新設を予定する。子ども連れの利便性を高めて、集客力の強化を狙う。
フジによると、20年夏に売り尽くしセールを催し、21年夏までの5期に分けて改装を進める。全館的な休業はしない。人気店を多数誘致するが、入れ替え店舗数などの詳細は調整中だ。
モール棟1階では飲食店や食に関する物販ゾーンを拡充する。同2階では子ども向け専門店の拡充に加えて、赤ちゃんルームを新設する。フードコートではキッズテラスを設けるなど家族客への対応を強化する。
エミフルは08年4月に開業した。店舗面積6万8360平方メートルで、専門店約210店が入居する。19年2月期の来店客数は前年比1.4%増の1375万人で、売上高は同0.2%増の348億円だった。
同店の大規模リニューアルは、約6億5000万円を投じた14年以来となる。今回のリニューアルコンセプトは「もっと笑顔があふれる街へ」としている。