わいせつ等事件簿

愛媛県の伊方原発3号機は、27日未明、再稼働した。
およそ1年ぶりの運転再開。
四国電力は27日午前0時半、核分裂の反応を抑える制御棒を引き抜いて、伊方原発3号機の原子炉を起動し、再稼働させた。
3号機は2017年10月に定期検査に入り、当初、年明け1月の再稼働を目指していたが、12月に広島高裁が、2018年9月30日までの運転停止を命じる仮処分を決定し、運転停止の状態が続いていた。
作業が順調に進めば、27日夜には原子炉が臨界に達する見通しで、四国電力は、10月30日に送電を開始し、11月28日から営業運転に切り替える計画。
絶景を楽しみながら瀬戸内しまなみ海道の島々を駆ける国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ2018」が28日に開かれ、国内と26カ国・地域の約7千人が参加する。高速道路本線を走る日本唯一の大会で、大規模大会は14年に続き2回目。中上級者が挑む今治―尾道(広島県)往復から、初心者や家族向けまで約30~140キロの多彩な7コースがあり、島民らによるおもてなしも魅力の一つだ。
 
 大会当日は午前6時~正午、今治IC―因島北ICの上下線が通行止めになり、臨時フェリーが運航。今治市陸地部の5カ所が時間帯により通行止めになる。
2年ぶりに行われた大相撲松山場所。結びの一番で土俵に立った横綱の稀勢の里と鶴竜の取組を、ファンは固唾(かたず)をのんで見守り、大声で声援を送るなど満喫した。
 一番の歓声を浴びたのが、唯一の日本出身横綱・稀勢の里。公開稽古のため会場に姿を現しただけで拍手が湧くほどの注目度で、綱締めの実演や土俵入りでは、堂々とした姿を収めようと多くのファンがカメラを向けた。
 取組は、両者素早い立ち合いからけんか四つの組み合いに。時折体を入れ替えながら膠着(こうちゃく)状態が続いたが、先に動いた鶴竜が一気に稀勢の里を寄り切った。観客からは、どよめきに似たため息が漏れ、好勝負を見せた両横綱へ大きな拍手が送られた。
 このほか力士の心意気や苦悩などをうたう相撲甚句や、反則技を面白おかしく紹介する初切(しょっきり)など、盛りだくさんの出し物で会場は盛り上がった。
 前回に続いて出場した大関高安は「愛媛は相撲ファンが多く、いい雰囲気で相撲が取れる。取組を通して縁のない人も相撲を好きになってほしい」と話した。