わいせつ等事件簿

愛媛県内の理容師や専門学校生による「第70回県理容競技大会」が18日、今治市玉川町摺木のグリーンピア玉川であり、18歳~60代の15人が鍛錬の技を披露した。
NPO法人西条自然学校の研究員を務める光沢安衣子さん(36)=西条市福武=が、学生時代の研究テーマだった「どのプランクトンが魚の幼生に食べられているか」について恩師らと共同発表した論文がこのほど、2018年の日本プランクトン学会論文賞に選ばれた。
 研究の始まりは、魚も人間と同様に食べ物の好みがあるという発想から。瀬戸内海で採取したカサゴ、メバル、イカナゴの仔魚(しぎょ)を解剖し、消化器内と生息地の海水中のプランクトンを比較。数あるプランクトンの中から、特定種の初期幼生や卵を選択して餌にしていることを明らかにした。
 論文は、光沢さんが愛媛大大学院理工学研究科在籍時に取り組んだ研究を再構成して英文でまとめた。プランクトン学会は「仔魚が食べる餌の選択性については十分に研究されていなかった。水産学の発展にも大きく寄与する」と評価した。