新居浜の剣士たちが競う「春祭り剣道大会」が２９日、新居浜市徳常町の武徳殿であり、小中高生ら約２２０人が鍛錬の成果を発揮した。
　市剣道連盟が主催する６０年以上の歴史がある大会で、個人と団体の１２部門で争った。
　真剣な表情で竹刀を構えた少年剣士らは「やあ」と気合を入れ、技を繰り出した。保護者やチームメートは熱戦を見守り、試合後は選手をたたえて拍手を送っていた。
　小学生高学年個人の部で優勝した高津小６年の佐々木鷹弘君（１１）＝武揚会＝は「去年は３位だった。目指していた優勝ができてうれしい。得意技の面も決まった」と汗を拭い笑顔を見せた。
 
　ほかの優勝者は次の皆さん。
　【団体】小学低学年　武揚会Ａ▽同高学年　同▽中学男子　金子剣道会▽同女子　市剣連
　【個人】小学低学年　佐々木功太（岡城館）▽中学男子　波片光（川東）▽同女子　浅田百波（角野）▽高校男子　竹村大器（新居浜西）▽女子　山本顕子（船木剣道教室）▽一般４段以下　岡崎航（岡城館）▽同５段以上　高橋政生（同）

旅行や帰省で旅客船などの利用が増えるゴールデンウイークに合わせて、愛媛県新居浜海上保安署と新居浜署は２７日、新居浜市垣生３丁目の新居浜東港で、船会社と協力してテロ警戒活動を実施した。両署員が不審物を探す手順を確認するなどして船員らに防犯意識の向上を呼び掛けた。

３０日午後０時５５分ごろ、愛媛県西条市氷見西新開の市西条西部地域交流センターの男性浴室で、入浴中だった同市明屋敷、無職藤田亀市さん（８２）と同市古川、無職竹本英俊さん（８１）が浴槽に浮いているのを、別の男性入浴客が発見した。藤田さんと竹本さんは救急搬送されたが、死亡が確認された。西条署は事故と事件の両面で調べている。