わいせつ等事件簿

女子児童の姿を盗撮してDVDに複製したとして、愛知県警が、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、同県日進市で学習塾を経営する百枝憲吾容疑者(47)を逮捕していたことが、関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、百枝容疑者は今年1月から2月ごろの間に、県内の女子トイレにカメラを仕掛け、女子児童を盗撮したとされる。県警の調べに「自分で見るために撮った」などと容疑を認めているという。
 インターネット上で児童ポルノ画像が販売されていた事件で、購入者の中に百枝容疑者がいたことが判明。県警が自宅を家宅捜索したところ、百枝容疑者が自ら撮影し、複製したとみられるDVD数枚が見つかった。本人が「盗撮していた」と認め、2月17日に逮捕した。
 ほかにも複数人の女子児童を盗撮したとみられる画像も見つかっているといい、県警が関連を調べる。
 百枝容疑者が経営していた塾のホームページでは、容疑者は大手塾の講師を経て開業。少人数制の中学受験向けの指導を行っていた。塾関係者によると、今回の事件を保護者に説明し、塾をすでに閉鎖したという。
逮捕された名古屋市昭和区にある「有限会社未来」の社長、河部和博容疑者(55)は、去年12月、会社でわいせつDVD2枚を販売する目的で所持していたとしてわいせつ電磁的記録記録媒体有償頒布目的所持の疑いがもたれています。河部容疑者は警察の調べに対し、「わいせつとは思わなかった」と容疑を一部否認しています。警察によりますとDVDに記録された映像はこの会社が撮影、編集を行っていて、会社や関係先からDVD約1万2000枚を押収したということです。