わいせつ等事件簿

わいせつ目的で女子中学生を引き倒してけがをさせたとして、警視庁麹町署は7日、強制わいせつ致傷容疑で、東京都千代田区麹町の日大芸術学部2年、小川遥資(ようすけ)被告(22)=別の強制わいせつ罪で公判中=を逮捕した。「わいせつ目的で近づいたが、けがをさせたつもりはなかった」と容疑を一部否認している。小川容疑者は民進党の小川勝也参院議員の長男。
 逮捕容疑は昨年10月12日午後6時ごろ、同区内の路上で、わいせつ目的で女子中学生の口を背後からふさぎ、後ろに引き倒して頭を打つなどのけがをさせたとしている
女子児童の姿を盗撮してDVDに複製したとして、愛知県警が、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、同県日進市で学習塾を経営する百枝憲吾容疑者(47)を逮捕していたことが、関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、百枝容疑者は今年1月から2月ごろの間に、県内の女子トイレにカメラを仕掛け、女子児童を盗撮したとされる。県警の調べに「自分で見るために撮った」などと容疑を認めているという。
 インターネット上で児童ポルノ画像が販売されていた事件で、購入者の中に百枝容疑者がいたことが判明。県警が自宅を家宅捜索したところ、百枝容疑者が自ら撮影し、複製したとみられるDVD数枚が見つかった。本人が「盗撮していた」と認め、2月17日に逮捕した。
 ほかにも複数人の女子児童を盗撮したとみられる画像も見つかっているといい、県警が関連を調べる。
 百枝容疑者が経営していた塾のホームページでは、容疑者は大手塾の講師を経て開業。少人数制の中学受験向けの指導を行っていた。塾関係者によると、今回の事件を保護者に説明し、塾をすでに閉鎖したという。
逮捕された名古屋市昭和区にある「有限会社未来」の社長、河部和博容疑者(55)は、去年12月、会社でわいせつDVD2枚を販売する目的で所持していたとしてわいせつ電磁的記録記録媒体有償頒布目的所持の疑いがもたれています。河部容疑者は警察の調べに対し、「わいせつとは思わなかった」と容疑を一部否認しています。警察によりますとDVDに記録された映像はこの会社が撮影、編集を行っていて、会社や関係先からDVD約1万2000枚を押収したということです。
御坊署は2日、管内のスナックや居酒屋で風俗営業の立ち入り調査を行った。
 風営法の順守や暴力団排除を目的としたローラー作戦で、署員が店舗を訪ね、アンケートを実施。実態を調べるとともに、接待飲食等営業の許可を受けているか、深夜(午前0~6時)酒類提供飲食店営業の届け出を行っているかなどチェックしていった。
 チラシを配り、適正な風俗営業や暴力団員らに対する利益供与の禁止について啓発。2月23日との2日間で御坊市と美浜町の飲食店約70店を巡回し、風営法の違反に対しては警告を行った。
東京・西麻布の会員制クラブで無許可で接客行為をさせたとして、45歳の経営者の女が逮捕された。

風営法違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、東京・西麻布の会員制クラブ「BOLERO ISM」経営者の高橋貴子容疑者。警視庁によると高橋容疑者は2日、風俗営業の許可を受けず、女性従業員を客の隣に座らせるなど接客をさせた疑いが持たれている。

この店は、無許可で女性従業員に接客をさせたなどとしてこれまでに4回、行政処分を受けていた。警視庁の調べに対し、高橋容疑者は、「客にキャバクラと認識されてしまうのが嫌で風俗営業の許可を受けなかった」「1か月に1600万円ぐらいの売り上げがあった」などと話し、容疑を認めているという。