わいせつ等事件簿

女性のわいせつ動画をライブ配信したなどとして、大阪府警は30日、自営業戸高圭一容疑者(30)=大阪市福島区福島3丁目=と母親の事務パート三千代容疑者(52)=同府四條畷市岡山東1丁目=を公然わいせつなどの疑いで逮捕し、発表した。映像は1分あたり50~60円程度で配信され、2015年9月から昨年12月までに約2億円を売り上げたとみられるという。ともに容疑を否認している。
 サイバー犯罪対策課によると、逮捕容疑は昨年10月から今年1月まで計15回、大阪市西区のマンションの一室で20代の女性2人の裸やわいせつ行為をインターネットでライブ配信し、不特定多数の人に閲覧させるなどしたというもの。圭一容疑者は「(動画に出ている女性が)勝手にやった」と供述しているという。
 配信拠点は大阪市内に3カ所、東京都内に1カ所あり、出会い系アプリなどを利用して関東や関西地方から女性約250人を集めていたという。
神奈川県警は4日夜、都内にあるわいせつDVDの製造工場を摘発し、男5人を逮捕した。

警察によると、逮捕された吉田賢史容疑者ら男5人は、去年、無修正のわいせつDVD12枚を男性会社員に3500円で販売した疑いがもたれている。

製造工場の部屋からはわいせつDVD2万枚が押収され、警察は、延べ20万人に販売し、少なくとも6億2500万円を売り上げたとみて調べている。
京都府警は5日、府青少年健全育成条例違反の疑いで、京都市立御所南小学校(中京区)の教諭、藤井寿正(かずまさ)容疑者(46)=同市上京区森之木町=を逮捕した。容疑を認めているという。
 逮捕容疑は1月6日、京都市内のホテルで、18歳未満と知りながら府内の中学2年の女子生徒(14)にわいせつな行為をしたとしている。2人はゲームアプリを通じて知り合ったという。不審に思った女子生徒の母親が府警に相談していた
「女子高校生がマッサージをする」とうたって客を集め、少女にわいせつな行為をさせていたとして、デリバリーヘルス店の経営者の男ら2人が警視庁に逮捕されました。
 逮捕されたのはデリバリーヘルス店「JKパフェ」の経営者、芳井修容疑者(53)ら2人で、18歳未満であることを知りながら女子高校生(当時17)をホテルに派遣し、客の男性(30代)を相手にわいせつな行為をさせた疑いが持たれています。
 この店は「女子高校生が水着でマッサージをする」とうたう一方で「裏オプ」と称して、性的なサービスも行うよう話していたということで、これまでにおよそ70万円を売り上げたとみられています。
“お客様は神様”ではない
 現役風俗嬢のりりあさん(仮名/23歳)も、「清水被告のような、『風俗嬢には何をしてもいい』と勘違いしているお客さんはたまにいる」と話します。小売業やサービス業の現場では、“お客様は神様”的な発想を抱いている迷惑客がごくまれに登場しますが、風俗にもそのようなお客さんがいるようです。

「高額なお金を払っているんだから、ちゃんとサービスしろ的な態度を取るお客さんはたま~にいますね。風俗=まともな仕事ができない子がやる仕事、といった偏見を抱かれているのも影響がありそうだな、と個人的に思っています。先日も、仕事終わりだというサラリーマンを接客したのですが、ストレスが溜まっていたようで、やや乱暴なプレイをされました。風俗嬢を性欲やストレスのはけ口にしてもいいと思っている人は一定数いるんじゃないかなと感じています」
 
そういうお客さんは「少数」だそうですが、遭遇した場合、「いなし方とか、スルースキルを持っていないとこっちのストレスが溜まる」そう。当たり前ですよね。ですがスルースキルを持っていたとしても、清水被告のように、力づくで乱暴された場合、女性は太刀打ちできません。
 
風俗には風俗のルールがあり、遊ぶ側にも最低限のマナーが求められます。りりあさんも「風俗嬢を過剰に立てる必要はないけど、マナーやルールは守ってほしい」と訴えます。
「清水被告のように、無理やりクスリを吸引させようなんて言語道断ですが、店のルールは最低限守ってほしいですね。NGプレイ(ヘルスなら本番など)をおねだりしたり、無断でしたりするのは出禁です。イラマチオといったSM要素のあるプレイも専門店以外の風俗では嫌がられるものです。マナーでいったら、不潔なままで来ないとか、伸びた爪は切るなど。不潔なお客さんは病気になりそうで怖いし、そもそも接客する気が失せるので、お客さんが風俗を楽しむためにもちゃんとすべきだと思います」
 
店の決まりを守ることも、清潔感を保つことも、社会人だったら当然のルールです。お客さんは店員よりエライ存在ではなく、フェアな関係です。客だからいいだろ、的な発想のお客さんは風俗嬢に嫌われると、早く気付くべきですね。