わいせつ等事件簿

女子高生を派遣型風俗店デリバリーヘルスで働かせたとして、28日未明、風俗店経営者の男ら2人が児童福祉法違反などの疑いで逮捕された。
逮捕されたのは、鹿児島市甲突町に営業拠点を置くデリバリーヘルス「ローション」の経営者、柿山道則容疑者(30)と、店の従業員瀬下翼容疑者(34)だ。
警察によると柿山容疑者ら2人は、県内に住む女子高生(当時15歳)に街中で、「簡単にお金が稼げるよ」と言葉をかけ、未成年と知りながら去年11月から約4か月間、デリヘル嬢として働かせた疑いだ。
警察は容疑者2人の認否について明らかにしていない。これまでに容疑者2人の自宅など5か所を家宅捜索し、売上金が記載された書類などを押収したという。
警察では、柿山容疑者らが暴力団と関係があり、店の収益が暴力団の資金源になっているとみて、捜査を進めている。