わいせつ等事件簿

佐賀県教委は20日、女子児童6人の胸を触るなどのわいせつ行為をしたとして、定年退職後の再任用で県内の公立小学校に勤務していた男性教諭(62)を懲戒免職処分とした。
 発表によると、教諭は5~10月、授業中や休み時間に女児の胸や尻を触ったり、抱きついたりした。被害児童らが教諭について話しているのを別の教諭が聞いて発覚し、県教委が調べていた。
 教諭は昨年度、別の公立小でも児童の太ももに手を置くなどし、校長から口頭で注意を受けていたが、県教委は把握していなかった。
 再任用の教諭による問題行為をめぐっては、長崎市でも市立小学校の男性教諭が女児のスカートの中を盗撮していたとして、同市教委から相談を受けた長崎県警が調べている。
20日午前7時55分ごろ、相鉄線三ツ境駅-大和駅間を走行中の電車内で、通学途中の県立高校2年の女子生徒(16)=横浜市金沢区=が、乗客の男に上半身を触られた。女子生徒が男を取り押さえ、大和駅の男性駅員が110番通報。駅に駆けつけた大和署員に男を引き渡した。
 同署によると、県迷惑行為防止条例違反(痴漢)容疑で現行犯逮捕されたのは、横須賀市三春町の自称アルバイト、丹羽敏暢容疑者(22)。「わざと触ったわけではないが、もしかしたら右手があたったかもしれない」などと供述しているという。