わいせつ等事件簿

盗撮目的で女子トイレの個室に侵入したとして、埼玉県警大宮東署は、建造物侵入の疑いで、さいたま市消防局浦和消防署の消防士長、清水聖史容疑者(35)=同市岩槻区原町=と、無職の星野由美容疑者(46)=同市見沼区東大宮=を逮捕した。
 署によると、個室から小型のビデオカメラが押収された。星野容疑者は清水容疑者に借金しており「頼まれて盗撮目的で侵入した」と容疑を認めている。清水容疑者は「借金返済の代わりに、女子トイレを盗撮した映像を買い取る話をした」と供述している。
 逮捕容疑は、共謀して8月31日午後4時45分ごろ、さいたま市見沼区内のパチンコ店の女子トイレ個室に侵入したとしている。
 同市消防局は「市民の皆さまの信頼を損ない、誠に申し訳ない」とのコメントを出した。
電車内で女性のスカートの中を盗撮しようとしたとして、警視庁は7日、朝日新聞東京本社報道局スポーツ部記者、増田啓佑容疑者(35)=東京都文京区大塚3丁目=を都迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで現行犯逮捕した。同庁が取材に明らかにした。増田容疑者は容疑を認め、「数カ月前から同様のやり方でやっていた。やめられなかった」と話しているという。
 三田署によると、増田容疑者は7日午後4時半ごろ、JR山手線の田町―浜松町駅間の電車内で、小型カメラが入った紙袋を20代くらいの女性のスカート内に差し向け、撮影しようとした疑いがある。目撃した男性が110番通報した。
 増田容疑者は7日は休みだった。調べに、買い物をした帰りだったと説明しているという。
 朝日新聞社広報部の話 東京都迷惑防止条例違反容疑で本社の記者が逮捕されたことを重く受けとめています。事実関係を確認したうえで、厳正に対処します。
 
兵庫県警生活環境課と葺合署などは8日、風営法違反(禁止地域営業)の疑いで、神戸市中央区旭通5のマッサージ店「整体 郁金香(チューリップ)」経営者の女(44)=中国籍=を逮捕した。
 逮捕容疑は、4日午後10時ごろから同11時20分ごろまで、県条例で営業が禁止されている地域で、男性客(40)に性的サービスを提供し、店舗型性風俗店を営んだ疑い。同署などの調べに「私の店で性的なサービスをした記憶はない」と容疑を否認している。
 同署によると、足つぼやリンパオイルなどのコースに、オプションとして性的サービスの声掛けをしていたとみられる。2014年、同じ場所にあった女が関係するマッサージ店が同容疑で摘発されており、店名を変更して営業していたことから、同署などが捜査していたという。
石川県穴水町の小学校に勤務する男性教師(38)が女子児童のスカートの中を盗撮したとして逮捕されました。
 穴水町の小学校教師・柿島辰雄容疑者は5月、県内の施設で小学生の女子児童のスカートの中を盗撮した疑いが持たれています。別の児童ポルノ事件の捜査で押収した柿島容疑者のデジタルカメラから盗撮した写真が見つかり、発覚しました。柿島容疑者は「盗撮したことは間違いない」と容疑を認めています。町の教育委員会は「事実確認のうえ、厳正に対処したい」とコメントしています。
 
住宅に観光客を有料で宿泊させる「民泊」を無許可で営業し宿泊客を盗撮したとして、大阪府警守口署は6日、津市の谷口崇会社員(42)を旅館業法違反と軽犯罪法違反の疑いで書類送検した。同署によると「盗撮目的だった」と容疑を認めている。
 書類送検容疑は8月下旬、大阪府の許可を得ず同府守口市内のマンションに男女2人を宿泊させ、浴室の脱衣場と居間に設置したカメラで盗撮した疑い。不審に思った女性が110番した。
 同署によると、谷口会社員は15年12月ごろから、賃貸マンションの一室で違法民泊を営業。これまでに28回、外国人観光客などを宿泊させていた。火災報知機や置き時計に似せた隠しカメラを室内に設置し、盗撮を繰り返していたという。