わいせつ等事件簿

8人が計24回、酒席で接待
 女子中学生8人をコンパニオンとして雇い、酒席で接待させたとして、札幌西署と道警少年課は4日、児童福祉法違反の疑いで、札幌市中央区のコンパニオン派遣会社「ノースバンケット・プロデュース」役員、斎藤美紀容疑者(42)=同市中央区南1東7=を逮捕した。
 逮捕容疑は1月から8月にかけ、札幌市や近郊の13~14歳の女子中学生8人を雇用し、札幌のホテルの宴会場に計24回派遣して、客に酒をつがせるなどの接待をさせた疑い。同法は、15歳未満に業務として酒席で接客させることを禁止している。斎藤容疑者は「年齢確認を尽くさなかった」と供述しているという。
女性のスカート内を盗撮しようとしたとして、石川県警金沢東署は1日、県迷惑行為防止条例違反の疑いで富山市内の会社員の男(43)を現行犯逮捕した。容疑を認めている。
 同署によると、1日午前11時15分ごろ、JR金沢駅前の商業施設で、買い物中の20代女性=石川県=のスカート内に、レンズを上に向けた状態の小型カメラを入れたかばんを差し入れ、盗撮しようとした疑いがもたれている。
 同署によると、商業施設内を私服で警戒していた署員が、不審な動きをしていた男を発見した。
徳島県警少年女性安全対策課と三好署は2日、住居侵入の疑いで、三好市池田町ヤマダ、自称風俗店従業員の男(29)を逮捕した。同市内の20代女性を盗撮しようと、女性が住むアパートの玄関ドアにある郵便受けからスマートフォンを差し入れたところ、室内にスマホを落とした。署に遺失物届を提出したことがきっかけで、犯行が発覚した。

 署によると、男は8月29日未明、女性の部屋にスマホを落とした。スマホを回収しようと、同日昼すぎに署を訪れ「酒に酔って他人の家のポストに携帯電話を入れてしまった」と遺失物届を提出。署員が問い詰め、盗撮しようとしたことを認めた。犯行時、女性は不在だった。男と女性に面識はない。

 逮捕容疑は、同日午前2時20分ごろ、盗撮する目的で、三好市池田町のアパート2階の女性宅前の通路に立ち入ったとしている。
沖縄県警名護署は27日、沖縄本島北部に住んでいた20代女性を脅して金や下着を奪い、わいせつな行為をしたとして、名護市の調理師の男(31)を強盗や強制わいせつなどの疑いで逮捕した。調べに対し、容疑を認めているという。
逮捕容疑は今年1月23日午前1時ごろから同4時ごろまでの間、本島北部のアパートの一室に侵入し、当時住んでいた女性を「金を出せ」「殺すよ」などと脅して金や下着を奪った上、体を触るなどした疑い。
 事件当時、女性は一人暮らしで就寝中だったという。同日中に被害女性から名護署に通報があり、発覚した。事件後、発生現場と同じ地域内で、深夜に不審な言動をしていた容疑者に職務質問するなどしたところ、容疑が浮上した。