わいせつ等事件簿

東京・世田谷区で女性の下着を盗んだとして60歳の男が逮捕された。男の家からは、約200点の女性の下着が見つかっている。

 警視庁によると、無職の勝見俊之容疑者は、今年6月、東京・世田谷区の住宅の1階に干してあった女性の下着3枚を盗んだ疑いがもたれている。防犯カメラに下着を盗む勝見容疑者が映っていて、調べに対し「覚えがあります」と容疑を認めているという。

 勝見容疑者は被害者の家の近所に住んでいたが、面識はなかったという。周辺では同様の被害が数十件あり、勝見容疑者の自宅から200点の女性の下着が見つかったため、警視庁は関連を調べている。
女子高生らによる親密なサービスを売りにした「JKビジネス」を規制する東京都条例に基づき、都公安委員会へ営業を届け出た店は37店舗に上ることが、警視庁少年育成課への取材で分かった。JKビジネスに特化した規制条例は全国初で、7月1日の施行前から営業していた店は8月31日までに届け出るよう定めていた。
 少年育成課によると、都内のJKビジネス店は5月末で140店舗、6月末で76店舗を確認していた。今後は無届け店舗の有無を含め、実態把握を進める方針。
 条例に従って営業を届け出た37店舗の内訳では、秋葉原地区を管轄する万世橋署管内が13店舗で最多だった。池袋署管内の12店舗、新宿署管内の5店舗と続いた。
 条例はJKビジネス店で提供するサービスについて、男性客にマッサージする「リフレ」や「散歩」など5種類の営業形態に分類し、それぞれ届け出を義務化。37店舗の営業形態別では計82件で、リフレが最も多い30件で4割近くを占めた。少年育成課の大八木清高課長は「今後、無届けの店舗を含め、悪質な店舗は取り締まりを強化する」と話した。
石川県警の20代の男性巡査長が、女性を盗撮したとして7月28日付で減給10分の1、6カ月の懲戒処分を受けた後に退職し、石川県迷惑行為等防止条例違反の疑いで8月1日に書類送検されていたことが12日、県警への取材で分かった。
 県警は懲戒処分を「非勤務日の行為だった」として公表せず、退職後の書類送検は「任意捜査であったため」として発表していなかった。
 書類送検容疑は6月、県内の遊技施設で、小型カメラで女性の顔や体を隠し撮りした疑い。目撃者が通報した。監察課によると、当時元巡査長は非勤務日で、県警の任意での聴取に対し、容疑を認めているという。