わいせつ等事件簿

声優志望の女性を強姦(ごうかん)するなどしたとして、東京地検は18日、東京都杉並区の芸能事務所社長、佐藤弘樹容疑者(33)を強姦致傷と強盗の罪で起訴し、発表した。
 発表などによると、佐藤容疑者は今年5月、同区の事務所で、契約を断るため謝罪に来た30代女性の顔を平手でたたいたり、首を絞めたりして暴行。強姦して1週間のけがをさせたほか、近くのコンビニのATMで現金10万円を引き出させて奪ったとされる。
東京・町田市で、あらかじめ用意していた自分の体液を女性にかけたとして、43歳の男が逮捕された。男は「お尻が好きだった」と話しているという。

警視庁によると、逮捕されたスーパー勤務の宇賀神豊容疑者は、今年2月、小田急線町田駅近くの商業施設のエスカレーターで25歳の女性の後ろに立ち、女性の尻に自分の体液をかけた疑いが持たれている。

宇賀神容疑者は職場で体液をあらかじめ用意してポケットに隠し持ち、好みの女性を見つけてかけていて、調べに対し「女性の後ろ姿や特にお尻が好きで、ストレスで今年に入り7、8回やった」と容疑を認めているという。
女子高校生に性的なサービスをさせる「JKビジネス」店の元店長に対し、大阪地裁は執行猶予つきの有罪判決を言い渡した。判決によると「なにわ学園お散歩部」の元店長・小坂洋介被告(34)は女子高校生と散歩できるという名目で男性客を集め、18歳未満の少女らに児童買春を斡旋するなどした。これまでの裁判で小坂被告は起訴内容を認めていたが、15日の判決で大阪地裁は「未熟な少女を食い物にした犯罪で、酌量の余地はなく犯情は悪質である」と指摘。そのうえで、主導的な立場ではないことなどを考慮し、懲役2年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。