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わいせつ等事件簿 | 内子町にバイオマス発電所完成

内子町にバイオマス発電所完成

2018/10/31 17:45

地元の間伐材を燃料に使って発電する商業用の小型バイオマス発電所が内子町に完成し、31日、しゅんこう式が行われました。
 内子町に新たに完成したのは「内子バイオマス発電所」と名付けられた小型の発電所です。
この発電所は町内の木材関連の企業と発電事業などを行う神戸市の会社などが共同で手がけたもので、しゅんこう式には、関係者およそ60人が参加し、神事が行われました。
完成した発電所には、木質ペレットを燃料に使いガスを発生させる装置と、発生したガスを利用して発電する装置がそれぞれ6基ずつ備えられています。
 燃料のペレットには、内子町の間伐材が使われ出力は1115キロワットで、発電された電力は四国電力に販売され、年間の発電量は一般家庭のおよそ2500世帯分にあたります。
発電規模が2000キロワット未満の商業用の小型バイオマス発電所が建設されたのは四国で初めてだということです。
 発電所は来年1月から稼働を始めるということで、内子バイオマス発電所の内藤昌典所長は、「小型であることで、燃料とエネルギーの地産地消を完結できる。内子の間伐材を有効活用し地元と一緒になって事業を進めていきたい」と話していました。

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