大相撲松山場所 両横綱、白熱の勝負
2018/10/27 08:09
2年ぶりに行われた大相撲松山場所。結びの一番で土俵に立った横綱の稀勢の里と鶴竜の取組を、ファンは固唾(かたず)をのんで見守り、大声で声援を送るなど満喫した。
一番の歓声を浴びたのが、唯一の日本出身横綱・稀勢の里。公開稽古のため会場に姿を現しただけで拍手が湧くほどの注目度で、綱締めの実演や土俵入りでは、堂々とした姿を収めようと多くのファンがカメラを向けた。
取組は、両者素早い立ち合いからけんか四つの組み合いに。時折体を入れ替えながら膠着(こうちゃく)状態が続いたが、先に動いた鶴竜が一気に稀勢の里を寄り切った。観客からは、どよめきに似たため息が漏れ、好勝負を見せた両横綱へ大きな拍手が送られた。
このほか力士の心意気や苦悩などをうたう相撲甚句や、反則技を面白おかしく紹介する初切(しょっきり)など、盛りだくさんの出し物で会場は盛り上がった。
前回に続いて出場した大関高安は「愛媛は相撲ファンが多く、いい雰囲気で相撲が取れる。取組を通して縁のない人も相撲を好きになってほしい」と話した。
一番の歓声を浴びたのが、唯一の日本出身横綱・稀勢の里。公開稽古のため会場に姿を現しただけで拍手が湧くほどの注目度で、綱締めの実演や土俵入りでは、堂々とした姿を収めようと多くのファンがカメラを向けた。
取組は、両者素早い立ち合いからけんか四つの組み合いに。時折体を入れ替えながら膠着(こうちゃく)状態が続いたが、先に動いた鶴竜が一気に稀勢の里を寄り切った。観客からは、どよめきに似たため息が漏れ、好勝負を見せた両横綱へ大きな拍手が送られた。
このほか力士の心意気や苦悩などをうたう相撲甚句や、反則技を面白おかしく紹介する初切(しょっきり)など、盛りだくさんの出し物で会場は盛り上がった。
前回に続いて出場した大関高安は「愛媛は相撲ファンが多く、いい雰囲気で相撲が取れる。取組を通して縁のない人も相撲を好きになってほしい」と話した。