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わいせつ等事件簿 | 加計学園、「図書費」約1億円請求も本棚はスカスカ 補助金詐欺か

加計学園、「図書費」約1億円請求も本棚はスカスカ 補助金詐欺か

2018/10/25 10:39

【市民は蚊帳の外だった記者会見】
同日、加計孝太郎理事長が、獣医学部の設置された愛媛県今治市で初めて記者会見を開いた。
加計理事長の記者会見にはそもそも今治市と愛媛県の記者クラブ加盟関係者しか入ることができず、もちろん、今治市民は蚊帳の外であった。
今回の記者会見を開いた主たる理由として加計学園は、愛媛県議会から「渡邉良人事務局長が加計理事長と安倍総理が獣医学部設置について面会をした、という報告をしていたが、それは渡辺事務局長がウソをついてしまっていた」という点について経緯を明らかにすべきという議決がなされたためであると説明している。
記者会見の中で、加計孝太郎理事長は自分は安倍総理と獣医学部の設置について会って話したことはない、渡邉良人事務局長がウソの報告を愛媛県にしていた、と答えた。
【加計理事長コメントの「ウソ」】
当然、この加計理事長のコメントはウソである。加計理事長は私は知らない、すべて渡邉良人事務局長が勝手にやったことだ、と答えたが、政治スキャンダルにありがちな「秘書がやりました的な三流以下のシナリオ」であり、さらにひどいことに加計理事長は愛媛県の文章も読まずに記者会見に臨んだという。
もうコメントする言葉もない。こんな人間たちが国家戦略特区を語り国家の運営の中枢に関わっているのかと思うと改めて前途暗澹たる気持ちになる。
加計学園の図書館の本棚がスカスカであるということは、これはただ本が少ないということではない。強く主張してきた加計学園設置の総事業費192億円が不当に高く見積もられており、補助金詐欺を働いているという疑惑につながる。

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