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わいせつ等事件簿 | 愛媛で新たに不妊手術疑い十数件 6件は個人特定可能

愛媛で新たに不妊手術疑い十数件 6件は個人特定可能

2018/09/26 08:10

旧優生保護法下での強制不妊手術問題で、愛媛県は25日、県内の医療機関1カ所と福祉施設3カ所のカルテなどの記録から、同法に基づいた可能性がある手術が新たに十数件あったと発表した。
 県などによると、十数件のうち6件については個人が特定できる情報や手術記録があった。松山市の医療機関から約10人が不妊手術を受けた可能性があると報告があったが、正確な人数や個人の特定はできていない。
 県は6月、県内で本人の同意を得ずに行われた不妊手術が167件あったと発表。7月に厚生労働省からの依頼を受け、県の統計資料のほかに、医療機関や福祉施設の記録を調査していた。今回は名前などの報告を求めていないため、新たに判明した分が167件に含まれるかどうかは不明。
 別の医療機関2カ所と福祉施設1カ所でも、手術をした可能性があると報告があったが、記録は見つかっていない。

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