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わいせつ等事件簿 | 全日本少年少女選手権・空手道、市村さん4連覇

全日本少年少女選手権・空手道、市村さん4連覇

2018/05/24 11:09

空手の異なる流派や団体の選手が参加する第14回全日本少年少女空手道選手権大会(POINT&K.O.ルール協会主催)がこのほど、東京都で行われ、国際・如水会館原田道場(愛媛県・松山市)の雄新中学校1年市村海心(あこ)さん(12)が4連覇、北久米小学校4年久保天路(てんろ)君(9)が初優勝を果たした。
 大会には全国の地区予選を勝ち抜いた小中高生約400人が出場。学年や性別などに分かれてトーナメントで実施した。
 原田道場は前身の日本空手道連盟如水会館を含め同大会優勝者を10年連続で輩出。中でも市村さんは道場初の4連覇を達成した。決勝は昨年と同じ選手で「手の内を知り合い、なかなか決められなかった」(市村さん)。終了直前にラッシュを掛け、上段前蹴りで全審判の旗が上がった。今春、中学生になりハンドボール部に入部。「部活と両立し、中学生の部でも優勝を目指す」と白い歯を見せた。
 久保君は兄の影響で3歳から空手を始めた。優勝を逃した昨年の反省から対戦しそうな選手の戦い方を研究。日ごろから多くの選手と対戦して経験を積み、本番では蹴り技を中心に勝ち上がり頂点に立った。連覇を目標に「自分から攻められるようになる」と精進を続ける。
 「常に高みを目指すことをテーマにしてきた」と原田寛館長(49)。空手やテコンドーの五輪選手育成を目標に掲げ、「愛媛から世界に羽ばたく子どもを育て、松山を元気にしたい」と未来図を描く。

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